三井住友海上、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)が表彰する第2回「地方創生SDGs金融表彰」を受賞
三井住友海上は、今般、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)が表彰する第2回「地方創生SDGs金融表彰」を受賞した。昨年に続き2年連続の受賞となる。
三井住友海上は、今後も、地域の社会課題の解決を図り、レジリエントでサステナブルな社会の実現に取り組んでいく。
1.本制度の概要
持続可能なまちづくりの実現に向けて、地方公共団体と地域金融機関等が連携して地域事業者を支援する取組を促進するため、地方創生SDGs金融を通じた自律的好循環の形成に特に顕著な功績がみられた取組を表彰するものである。今回の表彰では、本取組を含む5事例が表彰された。
2.受賞内容と理由
(1)受賞内容
北九州市と金融機関の協定に基づく、「稼げるまち」に向けた自律的好循環の形成
同社は、北九州市と企業のSDGs経営の普及を図るため、市内他金融機関と共に同市と連携協定を締結しており、2020年に開始したSDGs経営サポートを皮切りに地域の企業・団体へのSDGs経営の普及ならびにビジネスマッチングや個別課題へのコンサルティング等を行っている。また、2021年度に創設された「北九州SDGs登録制度」において、同社知見を活かした制度構築支援を行った。登録制度の周知に加えて申請支援や申請後の伴走支援(企業内SDGs研修の講師派遣やワークショップにおけるファシリテート)を行っている。
(2)受賞理由
中小企業を強くすることで「稼げる」地域経済モデルを作り出そうとする姿勢が明快であり、本制度のコンセプトに強く合致していることが評価された。また、北九州SDGsクラブ※からスタートして登録制度・リーディング企業の創出へとステップアップしており、周辺地域への広がりも見せるなど完成度・実効性が共に高いことも評価された。
※2:SDGsに関連する活動にすでに取り組んでいる、関心をもっている団体・企業・個人等が参加できる組織である。