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あいおいニッセイ同和損保・アプラス・SBI損保、顧客体験価値向上に向けた協業を開始

あいおいニッセイ同和損保、SBI新生銀行グループの株式会社アプラス(以下「アプラス」)およびSBI損保の3社は、デジタルを活用した新たな顧客体験価値向上に向けた協業を、2023年2月から開始する。
1.協業内容について
本協業取組の第一弾として、アプラスが提供するネオバンク・プラットフォーム「BANKIT(R)※1」に、あいおいニッセイ同和損保のリアルタイム被害予測ウェブサイト「cmap(シーマップ)」の機能を新たに追加する。これにより、入出金など日常の「BANKIT(R)」利用シーンの中で、万が一の災害を予測し、被害の未然防止に資するサービスをお客さまに提供することが可能となる。
今後は、顧客体験価値や利便性の向上の観点で、あいおいニッセイ同和損保の契約者向けアプリに「BANKIT(R)」機能を追加することも検討していく。同時に、SBI損保においても「BANKIT(R)」を活用した協業に取り組み、3社で新たなビジネスモデルの構築を目指す。
2.各社の協業の狙い
(1)あいおいニッセイ同和損保
あいおいニッセイ同和損保は、「CSV×DX(シーエスブイバイディーエックス)※」のもと、社会・地域課題解決とデジタルに資する新たなビジネス創発の両立にチャレンジしている。アプラスの提供する「BANKIT(R)」の活用は、顧客体験価値の向上と新たなビジネスモデル創発の実現を目的としている。
※ CSV…Creating Shared Value(社会との共通価値の創造)
DX…Digital Transformation(データやデジタルを活用し、価値提供を変革させること)
(2)アプラス
アプラスは、「BANKIT(R)」のサービス提供等を通じて、SBI新生銀行グループが保有する金融ライセンスや、金融・決済システムを活用し、顧客基盤を有するパートナー企業やFintech企業と協業しながら、次世代に必要となる金融・決済サービスを開発し、新たな金融体験を提供していく。
(3)SBI損保
SBI損保は、SBIグループにおける保険事業の中核会社として、「新しい時代に、新しい保険を」という企業理念のもと、テクノロジーの力とSBIグループ各社のシナジーを活用し、最先端の保険商品と最高水準のお客さまサービスの提供に努めている。このたびの「BANKIT(R)」における協業を通じ、グループシナジー最大化の追求とオープンアライアンスの積極的な推進を実現していく。
3.今後の展開
3社は、将来的な規制緩和や更なるインターネット経済圏の拡大を見据え、デジタルかつシームレスにお客さまに新しい体験や価値提供を届けることを目指し、協業を進めていく。併せて、SBI新生銀行グループ、あいおいニッセイ同和損保、SBI損保の各社がもつ独自性や特長を活かし、新しいビジネスモデルの構築や事業創造にもチャレンジしていく。

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