アイペット損保、人気飼育犬種・猫種ランキング2022を発表
アイペット損保は毎年、前年1年間に同社のペット保険に加入し、保険契約が開始されたペットを対象に、人気飼育犬種・猫種ランキングの調査を行っている。今年も、2022年1月1日~12月31日の期間に加入し、保険契約が開始されたペットを対象にしたランキングを発表した。また、昨年に続き、小動物「鳥」「ネズミ」のほか、今年の干支「うさぎ」については、人気飼育うさぎ種ランキングとして10位まで紹介する拡大版を届ける。
【犬部門:1位~10位】
飼育犬種ランキングでは、2020年から3年連続で「ミックス」がトップとなった。
5位の「ミニチュア・ダックスフンド」、7位の「ミニチュア・シュナウザー」が共に順位を1つ上げるなど、一部の犬種で順位の変動がみられるものの、1位から10位までの顔触れは2017年の調査開始以来変わらず、多くの方に愛されているようである。都心部やマンションでも飼育しやすい小型犬種が多くを占めていることも特徴的である。
【猫部門:1位~10位】
飼育猫種ランキングでは、「ミックス」が1位となり、2位以下を引き離し6年連続で首位となっている。猫は、ペットショップなどで迎え入れる経路のほか、保護猫を譲渡され飼育を始めるなど入手経路が多様であることなどが、「ミックス」が上位である理由に影響を与えている可能性がある。また、昨年より大きく順位を上げたのは「ラグドール」で、昨年と比べ順位を4つ上げ、第4位となった。一方で、「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」は昨年と比べ順位を4つ下げ、第9位となった。
昨年より順位を4つ上げた「ラグドール」はふわふわの毛を持つ長毛種である。「ラグドール」という名前は「ぬいぐるみのお人形」という意味もあり、その名前のとおり、人に抱っこされるのが好きな子が多い猫種である。コミュニケーションが比較的取りやすく、穏やかな性格といわれていることから、初めて迎えようと考えている方にも選ばれやすいのかもしれない。
【うさぎ部門:1位~10位】
例年トップ3を発表している今年の干支「うさぎ」については、調査開始以来初めて10位まで公表する。
人気飼育うさぎ種では、昨年同様、「ネザーランドドワーフ」が第1位となった。1位から10位までにランクインした品種のうち、順位変動があった「たれ耳」が特徴的な品種をみてみると、2020年の調査開始以来、「ホーランドロップ」(2位→3位→2位)が高順位を維持しているほか、「ドワーフロップ」(16位→11位→10位)が着実に順位を上げていることがわかる。また、不動の1位を維持する「ネザーランドドワーフ」をはじめ、3位の「ミニうさぎ」や着実に順位を伸ばす「ミニロップ」など、小型のうさぎが人気を集めている傾向がみられる。
アイペットでは今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けていく。
【調査方法】
2022年1月1日~2022年12月31日にアイペットの保険に加入し、保険契約が開始された犬・猫・うさぎ・鳥・ネズミの品種を集計