損保ジャパン、「モバイル!SOMPO」の機能拡張
損保ジャパンは、モバイルデバイス向け代理店システム「モバイル!SOMPO」に、事故情報や契約情報の詳細を確認できる「各種照会機能」と、「カレンダー・対応履歴機能」などの新機能を開発・追加し、2022年12月に提供を開始した。これにより、お客さまに対してさらに迅速な対応が可能になる。
1.背景・目的
損保ジャパンは、お客さまのニーズに応え絶えず進化していくための重点取組の一つとして「デジタル技術の活用」を掲げ、デジタル技術とヒューマンスキルの融合によるお客さま体験価値の向上に取り組んでいる。その一環として、モバイルファーストでの更なる代理店支援を実現し、お客さまの期待を上回る体験価値の提供を実現する代理店向けアプリ「モバイル!SOMPO」を2021年2月から提供している。さらに、2022年9月には「顧客情報照会機能」と「チャット機能」(特許出願中)を追加している。
このたび、「モバイル!SOMPO」に事故情報や契約情報の詳細を確認できる「各種照会機能」や、募集人の行動とお客さまへの対応を効率的に管理できる「カレンダー・対応履歴機能」を開発し、2022年12月に提供を開始した。
さらに損保ジャパンは、「モバイル!SOMPO」を「代理店業務のデジタル化を加速させるメインツール」として位置づけ、代理店の業務を、場所を問わず「その場で」完結する機能を順次追加・拡大していく。これまで提供している機能に加えて、将来的には保険募集・契約手続・事故受付・アフターフォローなどあらゆる代理店業務を支援する機能を追加することで、社会環境と共に多様化するお客さまの価値観やニーズに応え、今後もお客さまに選ばれ続ける企業を目指す。
2.「モバイル!SOMPO」の特徴
「モバイル!SOMPO」は、代理店がいつでも、どこでも、スマートフォンなどのモバイルデバイスで保険募集に必要な情報にアクセスし、迅速かつ高品質なお客さま対応を可能にすることで、お客さまの期待を上回る体験価値の提供を実現する。
3.新機能の概要
(1)各種照会機能
(2)カレンダー・対応履歴機能
4.今後について
今年度中に、動画配信機能のデザインと操作性をアップデートし、代理店のお客さまに対する動画を活用した情報発信・接点構築を従来以上に支援する。これにより、お客さまに保険の仕組みを動画で説明することで、「保険はわかりづらい」という概念を払拭する。
また、今後はお客さまの情報をAIで分析し、最適な補償内容を代理店に通知することも検討している。AIからおすすめされる補償内容とお客さまのライフスタイルを踏まえ、代理店がお客さまに送付する動画を選定するなど、人とデジタルの力を融合し、お客さま一人ひとりに真に必要な保険をわかりやすく提案し、目に見える安心感を届けていく。
損保ジャパンは、今後も代理店の業務を支援する機能を拡充し、安心・安全・健康に資する高品質の商品・サービスを提供し、お客さまの体験価値向上に取り組んでいく。