損保協会、第19回「ぼうさい探検隊マップコンクール」入選作品決定
損保協会は、第19回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の入選作品(入賞22作品・佳作50作品)を決定した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響があったものの、全国の小学校、子ども会、児童館など410団体から6,137人が参加し、1,179作品が寄せられた。
応募作品の傾向として、まち歩きを通じて分かった事柄を図表やイラストなどにまとめるだけでなく、自らが抱いた疑問を調査・研究したことが読み取れる作品が多数あり、いずれも力作ばかりだった。また、マップの作成を通じて、自治体等に対して高いブロック塀の撤去、台風などで破損した道路設備の修繕、夜間に暗がりになる道路の街灯設置など具体的な改善点を提言する作品も多く、子どもならではの視点から、地域をより安心・安全なまちにしたいという熱意が強く感じられた。
保護者や指導者からは、ぼうさい探検隊を実施したことで、「地域の方や専門家から、自らが住む地域の特性等について聞いて学んだ内容がマップに表現されており、子どもたちの安全意識の向上が見られた」、「地域への関心や愛着を持つきっかけになった」といった感想があった。
入賞22作品については、審査員の講評等を取りまとめた表彰動画を、2023年1月下旬に同協会ホームページで公表する予定である。
「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」とは
子どもたちがまちを探検しながら、まちにある防災、防犯、交通安全に関係のある施設や設備を発見し、マップにまとめる実践的安全教育プログラムである。2004年から、毎年、マップコンクールを開催し、優れたマップを表彰している。