共栄火災、2023年3月期第2四半期（中間期）決算を発表

共栄火災は、2023年3月期第2四半期（中間期）決算（非連結）を発表した。
【2022年度中間決算のポイント】
元受正味保険料は、火災保険や賠償責任保険、貨物保険等の増収により対前年同期比52億円増収の1,012億円、正味収入保険料は、対前年同期比31億円増収の884億円となった。
一方、正味支払保険金（含む損害調査費）は、前年度の雪害の支払増加やコロナ禍からの回復等に伴う自動車保険の支払増加(事故の増加や単価の上昇)等により、対前年同期比で24億円増加の500億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比で11億円減少し、53億円となった。
保険引受損益は、2022年9月に発生した台風14号及び15号の影響による支払備金の増加やコロナ禍からの回復等に伴う自動車保険の発生保険金の増加等から、対前年同期比120億円減少し、△71億円となった。
資産運用損益は、有価証券評価損の増加等から、対前年同期比で4億円減少の33億円となった。
以上の結果、最終の中間純損益は、対前年同期比で90億円減益の26億円の損失となった。