新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

三井ダイレクト損保、お客さま向けの主要な書類にカラーユニバーサルデザインを導入

三井ダイレクト損保は、保険契約申込み時や保険金請求時にお客さまが利用する重要事項説明書、自動車保険金請求書などで、特定非営利活動法人 カラーユニバーサルデザイン機構の「CUD認証(カラーユニバーサルデザイン認証)」を取得した。なお、重要事項説明書でCUD認証を取得したのは、自動車保険初となる。
三井ダイレクト損保は、「強くてやさしい」自動車保険会社として、多様性に配慮した取組みを行うことで、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を促進していく。
1.カラーユニバーサルデザインとは?
人間の生まれつきの色の感じ方(色覚)は、大きく5つの型に分けることができ、それぞれ色の感じ方が異なる。このうち、色を見分けることが難しく、情報が伝達されにくい人を色弱者と称する。先天的な色弱者の割合は、日本人男性の5%、女性の0.2%といわれており、日本全体では約300万人以上とも考えられる。また、色覚は病気や年齢を重ねることで変わることもある。
こうした人間の色覚の多様性に対応し、より多くの人に利用しやすい配色を行った製品や施設・建築物、サービス、情報を提供するという考え方を「カラーユニバーサルデザイン(略称CUD)」と呼ぶ。
東京オリンピック・パラリンピックでトイレなどの案内表示や各国のプラカードにCUDを取り入れるなど取組みが進みつつある。
2.CUD認証を取得したお客さま向け書類
新ブランドコンセプトである「強くてやさしい」を具現化する取組みとして、お客さまが利用される書類のうち、主要な書類(「重要事項説明書」、「ご契約確認シート」、「自動車保険金請求書」)にカラーユニバーサルデザインを取り入れた。「強くてやさしいクルマの保険」「強くてやさしいバイクの保険」の各書類が対象になる。 各書類について、特定非営利活動法人 カラーユニバーサルデザイン機構による検証を受け、色覚多様性に配慮したデザインとして基準を満たす認証(CUD認証)を取得したものである。 これにより、読み手の年齢や色覚等によらず、「見出しと本文」「強調されている文字とそうでない文字」などが見分けやすいデザインとなった。
3.CUD認証の取得により実現すること
自動車保険の加入手続きから保険金請求までの場面で、お客さまの年齢や色覚によらず、わかりやすく情報を伝えることが可能になった。納得感をもって保険に加入するだけでなく、万一の事故の際も、よりスムーズに請求手続きを進めることができる。 三井ダイレクト損保は、多様性に配慮した商品・サービスの提供を通じ、SDGsの達成および「誰一人取り残さない」社会の実現に貢献してく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ジブラルタ生命、マイナンバーカード情報を活用したサービスを開始

生保

明治安田生命、代読・代筆などの応対方法を案内するプレートの来店窓口等を設置

共済

JA共済連、『Webマイページ』に操作ガイドを表示するサポート機能を導入開始

損保協会・団体

損保協会、企業向けに「リスクマネジメントと損害保険」を作成

損保

三井住友海上、体験型防災学習コンテンツ「親子で防災&保険ワークショップ」を開発

損保

共栄火災、お客様専用WEBページ「共栄火災マイページ」で事故受付など新サービスを追加

損保

あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上、「au海外放題/世界データ定額専用海外旅行保険」を提供開始

損保

アイペット損保、ペットの名前ランキング2024を発表

生保

T&Dホールディングス、「Try&Discoverフォトコンテスト2024」開催

生保

第一フロンティア生命、お客さまへのアフターフォローの充実に向けた代理店向け時価残高照会サービスの開始

関連商品