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三井住友海上、「ブルーエコノミープロジェクト」始動

三井住友海上は、自然資本・生物多様性の保全や脱炭素化に伴う中長期的な社会変革を視野に入れ、「ブルーエコノミープロジェクト」を始動する。
残されたフロンティアの1つ「海洋海底」において、経済活動や脱炭素化、海洋生態系の保全の取り組みによって新たに生じるリスクを分析し、ブルーエコノミーの発展を支える保険商品・サービスの開発を、社内外の組織を横断した体制で推進する。
同社は、リスクソリューションのプラットフォーマーとして、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX:同社と社会のサステナビリティの同時実現)を推進し、海洋海底における社会課題の解決や関連産業の発展に貢献していく。
◆取組の概要
(1)新たな商品・サービス等の開発
海洋生態系の保全等「自然資本のサステナビリティ向上」、海洋海底における再生可能エネルギーやネガティブエミッション技術等「気候変動・脱炭素化への対応」、海洋データやAI等を活用した「海洋・海底事業のDX化への対応」をテーマにした取り組みによって新たに生じるリスクを分析し、ブルーエコノミーの発展を支える保険商品・サービスを開発する。
(2)社内外横断の推進体制構築
船舶営業部海洋エネルギー室と企業営業推進部、公務開発部、営業推進部、ビジネスデザイン部を中心とした部門横断メンバーでプロジェクトチームを構成し、グループ会社であるMS&ADインターリスク総研や外部企業のPwCコンサルティング合同会社等との協業を行う。

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