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三井住友海上、インパクトサークルが資本業務提携を締結

三井住友海上とインパクトサークル株式会社は、就業機会の創出や生活水準向上等の社会的インパクトを創出する、金融包摂型インパクトファイナンス※1サービスの提供に向け、資本業務提携契約※2を締結した。
両社は、より多くの方々がローン・リース等の金融サービスを利用して就業できる環境構築を目指し、2022年度中にサービス提供を開始する予定である。
※1:金融包摂型:全ての人々が経済活動のチャンスを捉えるため、また経済的に不安定な状況を軽減するために必要とされる金融サービスにアクセスでき、またそれを利用できる状況。
インパクトファイナンス:社会的インパクトを創出する意図をもって、また本インパクトを評価・可視化し、開示することを前提に提供する金融サービス。
※2:三井住友海上を出資者および三井住友海上キャピタルを運営者とするMSデジタル投資事業有限責任組合から出資。
1.背景
日本およびアジア新興国において、与信審査を通過できず、仕事に必要となる車両等が準備できないことにより、就業が難しいという社会課題がある。
本課題の解決に向けて、三井住友海上の保険・審査モデル※3とインパクトサークルのファイナンスサービスを組み合わせることにより、個人の信用力を再評価し、就業を支援する金融サービスの提供を目指す。
※3:2022年5月6日ニュースリリース:信用力スコアリングサービス「個人向け自動車ローン等の審査モデル」構築
2.本サービスの概要
ローン等の金融サービスの利用が難しい方々に対し、従来の与信審査では評価されづらかった情報を加味した審査を行い、仕事に必要となる車両の購入を支援する金融サービスを提供する。
3.今後の展開
「人手不足に悩む企業」や「個人の就業・所得向上支援を行う団体」等と連携し、本サービスを活用した就業支援の仕組みづくりを行う。また、ファイナンスデータを蓄積することで、審査モデルの高度化を図り、より多くの方々が金融サービスを利用できる金融包摂型社会の実現に貢献する。
MS&ADインシュアランスグループ各社とも連携することで、より付加価値の高いサービスを多くの方々に届けていく。

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