三井住友海上、「水災デジタル調査」と「ドラレコ・ロードマネージャー」が2022年度グッドデザイン賞を受賞
三井住友海上は、「水災デジタル調査」と「ドラレコ・ロードマネージャー」の2つの取組が、2022年度グッドデザイン賞を受賞した。
◆グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「水災デジタル調査」
ドローンを用いた自動浸水高算定と、チャットボットによる申告システムにより、立会調査なしでスピーディに水災の保険支払いを実現するサービス。ユーザーにとっての利便性と安心性の向上に加えて、今後増えることが予測される大規模水害、コロナ禍による立会の困難など社会的な要請にも応えている点が評価された。
「ドラレコ・ロードマネージャー」
これまで長い年月をかけて整備されてきた公共インフラとしての道路は、今後の人口減少時代において老朽化に伴うメンテナンスコストが長期的な社会課題となっている。そうした中で、日常的に道路を走るさまざまな企業の業務車両に搭載された自動車保険の付帯サービスとしてのドライブレコーダーのデータからAIの画像解析技術を用いて道路の損傷を検出することは、企業の提供するサービスが社会課題の解決につながる意義ある取り組みとなり得る。AIの画像解析技術の活用方法としても理にかなっており、さまざま自治体での検証で実績も上げている点も評価した。