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MS&ADホールディングス、環境取組「MS&ADグリーンアースプロジェクト」を開始

MS&ADホールディングスは、今般、グループ社員による環境取組を統合・再編し、自然環境の保全・再生や環境負荷低減、防災・減災、地方創生をテーマとした「MS&ADグリーンアースプロジェクト」を開始する。
本プロジェクトでは、従来から取り組んできた植林活動や水辺の保全活動に加えて、新たに東北・関東・九州地方の国内3ヶ所を自然環境の保全・再生のための活動場所に定めており、第一弾として、熊本県球磨川流域における湿地の再生を通じ、生物多様性の保全と防災・減災機能の回復を目指す。
MS&ADインシュアランスグループは、中期経営計画において「地球環境との共生(Planetary Health)」を重点課題の一つに掲げ、気候変動への対応、生物多様性を含む自然資本の持続可能性向上に取り組んでいる。本プロジェクトを通じて、さまざまなステークホルダーと協働し、自然が持つ多面的な機能を活かしたレジリエントでサステナブルな社会の実現に貢献していく。
1.「MS&ADグリーンアースプロジェクト」の4つのテーマ
(1)自然環境の保全・再生による防災・減災と地方創生
・湿地、里山、藻場などの保全・再生活動を各地の行政やNPO等と協業し推進する。
・植林等の自然環境の保全・再生により、自然環境が有する防災・減災の機能回復や脱炭素、雇用機会の拡大等を図り、社会課題の解決に繋げる。
(2)ペーパレスによる環境負荷低減
(3)電力やガソリン利用の抑制による環境負荷低減
(4)廃棄物削減による持続可能な資源の利用
※従来から取り組んできたインドネシアと北海道での植林活動、水辺の保全活動、ネットゼロに向けた環境負荷低減活動については、上記枠組みの中で継続していく。
2.新たに開始する自然環境の保全・再生活動の概要
(1)活動内容
各地の行政やNPO等と連携し、社員とその家族、代理店等がボランティアとして自然環境の保全・再生活動に参加する。また、オンラインでのレクチャー受講や意見交換を通じて、地域における社会課題の解決に取り組む。
(2)対象地域
東北地方、関東地方、九州地方(熊本県球磨川流域)の3ヶ所
3.背景
近年の豪雨災害による度重なる水災の発生、耕作放棄地・放置林の拡大や過度な開発による生物多様性の劣化等により、地域の自然環境は深刻な危機に直面している。一方で、自然を活用した防災・減災、森林や藻場による炭素吸収、有機農業といった自然への配慮を付加価値化した第一次産業の振興など、自然の機能を活かした社会課題の解決は、海外でも「Nature based Solution」と称され、世界中で注目を集めるようになった。
MS&ADグループは、早くから生物多様性保全の研究や官民連携プラットフォーム等に参画してきたが、それらに加えて、今般、フィールドにおける取組みを開始することとした。

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