MS&ADホールディングス、「good digital award」で「部門最優秀賞」を受賞
MS&ADホールディングスならびに、あいおいニッセイ同和損保は、デジタル庁が主催する「good digital award」において、それぞれ「部門最優秀賞」を受賞した。
引き続き、より付加価値の高いサービスの提供に向けて、両社が受賞したサービスにおける技術を発展させ、グループ一体となってデジタル技術の活用を進めていく。
MS&ADインシュアランスグループは、デジタル技術の活用により地域社会の課題解決を図り、レジリエントでサステナブルな社会を支える企業グループを目指していく。
1.「good digital award」の概要
社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として、2021年に創設された。
今年で2回目の開催となる本表彰制度は、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献する個人や企業・団体を対象に、デジタル大臣等が表彰を行うものである。
9つの応募部門から対象となる企業・団体を選定し、デジタル大臣等が表彰を行う。
2.受賞サービスの概要
(1)三井住友海上
取組名称:「産民学連携DXによるAI道路点検サービスドラレコ・ロードマネージャー」(防災/インフラ部門)
通信機能付きドライブレコーダーが取得する道路映像データと、東京大学発のスタートアップである株式会社アーバンエックステクノロジーズのAI画像分析技術を組み合わせ、道路損傷箇所を自動的に検出し、自治体等における道路点検・管理業務を支援するサービスである。
本サービスは2021年12月に開始後、複数の自治体にて導入されている。三井住友海上のドライブレコーダーを搭載した民間企業の車両が各地域を走行するだけで、交通事故につながる危険な損傷を発見し、道路の維持管理業務の高度化・効率化を実現する。
(2)あいおいニッセイ同和損保
取組名称:「テレマティクス技術を活用したお客さま・地域・社会と一体になった安全・安心で快適なまちづくり」(モビリティ部門)
あいおいニッセイ同和損保の代表的商品であるテレマティクス自動車保険の提供を通じて、データに基づく保険料の割引、安全運転アドバイス、事故時の画像データによる早期事故解決などを提供し、安全・安心なモビリティ社会の実現をサポートしている。
このテレマティクス技術から収集した走行データを活用し、危険地点の可視化、原因分析、対策立案支援、対策の効果検証までをワンストップで提供する自治体向け「交通安全EBPM支援サービス」を2022年4月にリリースし、2022年7月に静岡県裾野市で導入が決定している。