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MS&ADホールディングス、三井ダイレクト損保の100%子会社化を発表

MS&ADホールディングスは、今般、グループの個人向けダイレクト型損害保険会社である三井ダイレクト損害保険株式会社を100%子会社化した。
デジタル技術の進展により、お客さまに新しい体験価値を提供する上で、データの分析・活用が不可欠となる中、ネット中心のビジネスモデルを展開する三井ダイレクト損保を通じて得られる知見の価値は高まっていく。
同社グループは、中期経営計画において、リスクソリューションのプラットフォーマーとして、社会と共に成長することを掲げている。デジタル技術を活用した最適なソリューションを追求するため、三井ダイレクト損保の特長であるお客さまとのコミュニケーションに関する知見や機動性を有する商品開発力をグループ全体で共有し、グループシナジーの発揮を加速させていく。
1.100%子会社化の概要
MS&ADインシュアランスグループホールディングス以外の株主が保有する株式を買い取り、100%子会社化した。
2.今後の取組み
三井ダイレクト損保は、新たな商品・サービスや販売スタイルの導入など、グループにおける先進的取組みを実行するパイロットの役割を担い、グループ全体で同社の持つ強みを活用していく。
【三井ダイレクト損保の強み】
・デジタル技術の活用と応対品質向上に努め、ダイレクト型保険業界で高い評価を獲得している。また、スマートフォンアプリから簡単に継続手続きができる仕組みを導入し、お客さまの利便性向上を図るなど、新しいお客さま体験価値を創造している。
・通信会社等、多くのエンドユーザーを持つビジネスパートナーと連携し、ダイレクト型自動車保険の商品・システムを提供できる機動性のある商品開発力を有している。
・ネット中心にお客さまとダイレクトに接点を持つ事業を展開する中で獲得した、マーケティングや問い合わせ対応など、さまざまなコミュニケーションに関する知見・ノウハウを有している。

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