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あいおいニッセイ同和損保、中小企業向け「地震BCP対応補償特約」を発売

あいおいニッセイ同和損保は、2022年7月(2022年10月以降保険始期契約分)より、中小企業向け火災保険「タフビズ事業活動総合保険」において、地震発生後の事業継続を支援する「地震BCP対応補償特約」(以下、本特約)の販売を開始する。
本特約では、中小企業向け火災保険の主契約(火災や風災などの補償)の保険金額・支払限度額に地震補償が連動する仕組みを採用することで、火災保険契約時の建物情報のみで保険料試算ができるようになる。これにより、中小企業の皆さまにとって加入しやすくなり、地震による物損害や休業損害へ簡易的に備えることが可能となる。また、最短当日に契約を完結でき、お客さまのニーズへの迅速な対応を可能にする仕組みを構築した。同社は、本特約の販売を通じて、中小企業のBCP(事業継続計画)強化を下支えしていく。
1.背景
近年の自然災害は広範囲かつ甚大な被害をもたらし、企業の事業継続に大きな影響を与えている。被災した場合、事業中断を余儀なくされる場合もある。「2019年版中小企業白書」によると、中小企業が発生を最も懸念している自然災害は地震であり、地震発生時のBCP強化が求められている。
また、2019年7月の中小企業強靱化法施行以降、BCP策定の必要性に対する認知度も高まっており、地震リスクに対する補償のニーズは高くなっている。
2.商品開発の狙い
(1)加入しやすく事業中断リスクの軽減に活用できる地震補償の開発
(2)「最短当日」に契約手続きが完了
3.今後の展開
同社は、中小企業の皆さまへ事業継続力強化のご提案を進めており、今回の「地震BCP対応補償特約」の開発もその一環である。中小企業の皆さまに更なる事業継続力の強化を図っていくことを通じて、「レジリエントでサステナブルな社会」の実現に貢献していく。

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