新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

損保ジャパン、【業界初】ECプラットフォーマー専用保険の提供開始

損保ジャパンは、業界初となるモール型ECプラットフォーム等におけるトラブル被害を補償するECプラットフォーマー専用保険を開発した。本保険を通じて、ECプラットフォームの発展に貢献するとともに、より安心・安全・快適に過ごせるデジタル社会の実現を目指す。
1.背景と目的
スマートフォンの普及などを背景としてインターネットが消費者の重要な生活基盤となっており、ECモール等のデジタルプラットフォーム(以下「ECプラットフォーム」)における物品の取引は急速に増加している。また、これらは事業者にとっても、消費者の多様なニーズに応える重要な販売チャネルとして積極的に活用されている。
他方、ECプラットフォームの急速な拡大に伴い、デジタル環境における取引ならではのトラブルも多数発生しており、行政においてもこれらの取引に関する消費者保護関連の法整備を行う等、社会的な問題にもなっている。
このような状況を踏まえ、ECプラットフォームを取り巻く関係者が、安心して利用できる環境構築を後押しし、ECプラットフォームおよびデジタル社会の健全な発展に貢献するべく、ECプラットフォーム上で行われる物品の取引に係るトラブルがあった場合に、関係者が支出する費用、賠償責任の負担などのさまざまな損害を一つの契約で幅広く補償できるECプラットフォーマー専用保険を開発し、今月から販売を開始する。
2.提供する保険の概要
ECプラットフォームの取引に関して発生する損害を総合的に補償する保険である。
(1)保険契約者および被保険者
ECプラットフォーマーが保険契約者となり、消費者・事業者等のECプラットフォームの利用者等を被保険者として設定する。
(2)保険金の種類等
ECプラットフォームを通じた物品の取引に関して発生した、トラブル解決のための費用、賠償責任の負担のほか、物品の損壊、身体障害、利益喪失等を補償する。
ECプラットフォームの実態に合わせて保険契約ごとにオーダーメイド方式で設計する。
3.今後の展開
損保ジャパンは、「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というSOMPOのパーパス実現に向けて、ブランドスローガンの「Innovationfor Wellbeing」に即した独自色のある商品の開発を通じ、今後もデジタル社会の健全な発展に資する新たな保険・サービスの提供など、お客さまの課題および社会課題を解決し、よりよい社会を実現していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

大同生命、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」に10月4日から同社独自クエスト「大同生命いきもの探し」を提供

生保

オリックス生命、米ドル・円から通貨を選べる一時払終身保険「Moonshot」を発売

損保

あいおいニッセイ同和損保、老朽化した建物設備等の事故を未然に防止するソリューションの提供を開始

生保

マニュライフ生命、なないろ生命、引受基準緩和型医療保険の取り扱い開始

損保

さくら損保、BBソフトサービス株式会社への「ネットトラブル弁護士費用保険」の提供開始

損保

SBI損保、三井住友カード会員向け団体がん保険取扱開始

生保

ライフネット生命、若い世代が活用しやすい医療保険定期医療保険「じぶんへの保険Z」を10月1日から提供開始

生保

PGF生命、北陸銀行で「介護バリューUS」を販売開始

生保

T&Dフィナンシャル生命、25金融機関等で『ファイブテン・ワールド4』の販売を開始

生保

T&Dフィナンシャル生命、26金融機関等で『生涯プレミアムワールド6』の販売を開始

関連商品