あいおいニッセイ同和損保、「自動飛行ドローン導入支援パッケージ」の提供開始
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あいおいニッセイ同和損保は、自動飛行ドローンの活用推進に向けた導入支援パッケージの提供を4月から開始する。
1.背景・目的
人口減少・高齢化、自然災害の増加による物流・防災等の地域課題を解消するため、様々な自治体・企業において自動飛行ドローン実用化に向けた取組みが加速している。また、政府は2022年度中に「無人航空機の有人地帯における補助なし目視外飛行(レベル4)」の実現に向けた法改正を計画しており、物流・防災・医療・警備・農業等の幅広い場面で自動飛行ドローンの活用が期待されている。
同社は、2020年12月より株式会社かもめやと資本業務提携を締結し、地域の課題解決に向けて無人ドローン物流の実装を目指した実証実験等を行っており、この度、自動飛行ドローンのさらなる活用を見据え、自治体や企業が導入する際の実証実験や本格実装をサポートするパッケージを提供することとした。
2.「自動飛行ドローン導入支援パッケージ」の概要
かもめやは自動飛行ドローンのサービス導入に必要なシステムをワンストップで提供しており、検討段階から実装まで一気通貫で支援することが可能である。香川県三豊市においては、離島に向けた世界初の自動飛行ドローン物流による長期定期航路の実装に成功しており、高い技術力と豊富なノウハウを保有している。
同社は、ドローンの運航だけでなく、サービス運営全体のプロセスを踏まえた総合的なリスクアセスメントや安全管理体制の構築支援を行うとともに最適な補償を提供することで、安全・安心なドローンサービスの実装を支援する。
3.今後の展開
同社は、自動飛行ドローン導入支援パッケージの展開を図ることで、物流・防災等の地域課題解決への貢献を目指す。また、「無人航空機の有人地帯における補助なし目視外飛行(レベル4)」も見据え、実証実験で得た知見や飛行データを活用し、新たな補償や料率体系の構築等、自動飛行ドローン専用保険商品・サービスの開発に取組む。今後も、「CSV×DX(シーエスブイバイディーエックス)」を基軸とする商品・サービスの開発を進め、安全・安心・快適な街づくりへ貢献していく。