SOMPOホールディングス、自動式ラップ機構搭載のオムツ回収ボックス「ラップポン・パケット」を開発
SOMPOホールディングスとSOMPOケア株式会社(以下、「SOMPOケア」)は、2019年2月に「人間」と「テクノロジー」の共生による新しい介護のあり方を創造するプロジェクト「FutureCare Lab in Japan」を始動し、開設した研究所(以下、「ラボ」)において国内外の最新テクノロジーの実証などを行っている。このたびラボは、日本セイフティー株式会社(以下、「日本セイフティー」)が製造販売する、自動式ラップ機構を搭載したオムツ回収ボックス「ラップポン・パケット」の開発に協力し、2022年6月10日に発売することとなった。
1.背景・目的
現在、介護現場の業務効率化・省力化を目的に、ICTや介護ロボットなどのテクノロジーを駆使した技術の開発が進み、活用も広がりつつある。高齢者が増加する一方で、人材確保が難しい介護業界では、今後ますますテクノロジーの活用は必要不可欠になっていく。
ラボでは、SOMPOケアが運営する介護施設の業務分析やニーズに関するヒアリングを通じ、オムツ交換業務都度、居室と汚物室とを汚物を持ちながら往復をしていることを把握し、テクノロジーを活用して排泄介助業務には欠かせない使用済みオムツを居室において処理することで、職員の利便性並びに施設の衛生面のさらなる向上が期待できることがわかった。
ラボから日本セイフティーへニーズを伝え、2020年5月から開発協力・機器の実証評価に取り組むことになった。
2.製品特徴
自動式ラップ機構搭載のオムツ回収ボックス「ラップポン・パケット」について
(1)自動ラップ機構搭載で密封個包装
(2)悪臭防止
(3)二次感染防止
(4)居室にて作業が完結
(5)簡単操作
(6)手間と時間を削減
(7)各シーンでの利用が可能
3.製品概要
商品名:ラップポン・パケット
発売日:2022年6月10日(金)
カラー:ブラウン(品番:PCSE1002JH)
電源:AC100V±10V
消費電力:動作時75W、待機時5W以下
サイズ:幅400mm×奥行500mm×高さ943mm(本体サイズ)
重さ:約29.0Kg(本体)
材質:スチール
付属品:ジグリン(フィルム装着用治具)、ACアダプター