損保ジャパン、SOMPOリスク、サイバーインシデント(事故)時の対応を支援するサポートデスクを開設
損保ジャパンおよびSOMPOリスクマネジメント(以下「SOMPOリスク」)は、サイバー保険の加入有無を問わず、事業者のサイバーインシデント対応を幅広く支援する専門のサポートデスクを2022年4月1日に開設する。
1.背景
サイバー攻撃は年々増加しており、地政学リスクの高まりや、マルウェアの急速な感染拡大により、企業規模の大小を問わず、サイバー攻撃を受けるリスクが高まっている。また、サイバー攻撃を受けた後、サイバーインシデント発生時に相談すべき業者選定等の初期対応に時間を要し、想定外に被害が拡大したケースも発生している。
損保ジャパンは、これまでにサイバー保険の契約者を対象としてサイバーインシデント対応をサポートしてきた。また、SOMPOリスクは、サイバー保険の加入者を中心にインシデント発生時の緊急時サポートや、平時におけるセキュリティ強化支援を行ってきた。他方、サイバー攻撃の増加とともに、サイバー保険に加入していないためサポートの対象外であるお客さまからのサイバーインシデント対応の相談も増加している。
こうした状況を踏まえ、サイバーインシデントに特化した損保ジャパンの契約者専用の相談窓口である『SOMPOサイバーインシデントサポートデスク』を開設し、サイバー保険の加入有無を問わず、サイバーインシデント発生時の初期対応を支援するサービスを提供することにした。
2.サービス概要
(1)名称:『SOMPOサイバーインシデントサポートデスク』
(2)対象:損保ジャパンの保険契約者(事業者に限る)
※サイバー保険への加入有無は問いない。
(3)開設日:2022年4月1日
(4)費用:無償
※初期対応支援に基づく、フォレンジック調査、サイバーセキュリティ対策等の後続サービスについては、有償での提供となる。
(5)内容:サイバーインシデントの発生またはそのおそれを覚知した場合の相談窓口として、問い合わせを受け付ける。相談の内容や状況に応じて、SOMPOグループの持つ豊富な事故対応の経験やリスクマネジメントの知見・ノウハウに基づき、お客さまのサイバーインシデントの初期対応を支援する。また、初期対応支援に基づく、後続サービスについても、提案する。
3.今後の展開
損保ジャパンおよびSOMPOリスクは、サイバー攻撃によるお客さまの被害の防止・軽減に資するソリューションを今後も幅広く提供し、安心・安全な社会の実現に貢献していく。