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MS&ADホールディングス、令和3年度「なでしこ銘柄」に選定

MS&ADホールディングスは、女性活躍推進に優れた企業として、令和3年度「なでしこ銘柄」に選定された(3年連続)。
1.「なでしこ銘柄」について
女性活躍推進に優れた企業が「中長期の企業価値向上」を重視する魅力ある銘柄として選定される。
女性活躍取組みへの投資家の注目を高め、各社の取組みを加速させることを狙いとし、経済産業省と東京証券取引所が共同で2012年度から実施している。
今年度は、50社が「なでしこ銘柄」に選定された。
2.MS&ADインシュアランスグループの女性活躍推進の主な取組み
(1)目標の設定
女性管理職比率について「2030年度末までに30%」、女性ライン長比率について「2030年度末までに15%」を設定している。また、同社単体では、取締役会メンバー(取締役・監査役)の女性比率を「2025年度末までに30%以上」、取締役会メンバーに執行役員を加えた女性役員比率を「2030年度末までに30%以上」を設定し、意思決定層の多様性確保に取り組んでいる。
(2)女性役員・部長のパイプライン整備
グループ各社の女性部長約70名のネットワークを組成し、男性役員を交えた意見交換会を行うなど、継続的に意識改革を行っている。加えて、女性部長を関連事業会社の非常勤取締役に登用し、経営レベルの論議・意思決定に参加する経験を早期に得る機会としている。また、傘下の保険会社では、ライン部長を展望できる女性管理職の育成や、若手社員のロールモデル創出などを目的に「女性副支店長・副部長ポスト」を新設するなど、女性役員・部長のパイプライン整備を進めている。
※その他の取組みについては、「D&I推進レポート2021」を参照。
MS&ADインシュアランスグループでは、女性社員が自分の強み・特性を活かしながら、さらに活躍できる「仕事・役割」にチャレンジすることが、社員の成長、会社の成長のために不可欠と考えている。
そのために、意欲・能力のある女性を積極的に管理職に登用するとともに、キャリアビジョンやリーダーシップなどを身に着けるための研修・セミナーの実施や、メンター制度によるサポートなどにより、組織的に育成を進めている。

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