損保協会、「第23回自動車盗難事故実態調査結果」を発表
損保協会は、23回目となる「自動車盗難事故実態調査」を実施した。
本調査は、2000年度から自動車盗難防止対策の一環として毎年実施しているが、今回から調査方法を変更し、調査期間を1年間にするとともに集計対象事案を拡大するなど、より実態に即した調査になっている。
同協会では、今後も警察庁などと連携し、自動車盗難防止関連の取組みを実施していく。
1.実態調査結果(概要)
2021年の車両本体盗難は、ランドクルーザーが車名別盗難ワースト1
車両本体盗難1件あたりの支払保険金が増加傾向
車両本体盗難は、深夜から朝にかけて多く発生
2.実態調査の実施概要
調査期間:
2019年1月1日~2021年12月31日
調査対象:
損害保険会社21社(損保協会非会員会社を含む)
対象事案:
全国で発生した自動車の車両本体盗難事故および車上ねらい(部品盗難含む)事故で、調査期間内に自動車盗難事故が発生し、保険金の支払いを行った事案
※今回から、代車等費用保険金のみ支払った事案なども含まれている。
対象事案数
2021年・・・車両本体盗難:2,425件、車上ねらい:931件
2020年・・・車両本体盗難:2,964件、車上ねらい:1,254件