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損保協会、協会長ステートメントを発表

損保協会は、協会長ステートメントを発表した。
1.はじめに
「ウクライナ情勢は依然深刻で、見通しも流動的です。金融市場の不安定化も続いています。事態の早期終結に向けた国際社会のあらゆる努力と取組みを支持します。
新型コロナウイルスの新規感染者数は1月に入って増加し、現在全国的に高止まりしています。罹患された方々の早期回復をお祈りするとともに、医療従事者をはじめとするすべてのエッセンシャルワーカーの皆さまにあらためて感謝申し上げます。一日も早い収束を願って、私たち損保業界も、リモートワークや非対面・非接触・ペーパーレス手続きの拡大を通じた感染対策の一段の強化に取り組んでいます。
また、1月以降、日向灘を震源とする地震や日本海側・北日本で猛威を振るった大雪など、災害が相次ぎました。昨夜発生した宮城・福島の震度6強の地震による影響については、現在確認・把握中です。被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。1月中旬に発生したトンガの海底火山の噴火がもたらした日本沿岸の潮位変化に続き、昨夜の地震による津波注意報などを目にして、東日本大震災を想起された方も多かったのではないかと思います。世界有数の災害大国であるわが国においては、日頃からの備えが欠かせません。
損保業界として、引き続き感染防止対策を徹底しながら、私たちの社会を取り巻くリスクとしっかり向き合い、お客さまの安心と安全の実現に力を尽くしてまいります。」
以下、項目のみ抜粋
2.今年度の主要課題に関する具体的な取組み
(1)気候変動に関連する取組み
(2)非対面・非接触・ペーパーレスの推進
(3)リスクへの備えの一段の強化
(4)高校生を中心とした損害保険リテラシー向上
(5)その他各課題への取組み
3.おわりに
「協会長就任以降、お客さまの利益を守り、利便性を向上させることに焦点を合わせ、当協会の重点課題「持続可能なビジネス環境の整備」、「災害に強い社会の実現」、「損害保険リテラシーの向上」の実現に取り組んできました。
会員各社をはじめとする関係者皆さまのおかげで、ここまで多くの成果をあげることができていますが、業界としての気候変動対応などはまだ緒に就いたばかりです。悪質な修理業者とのトラブルからお客さまを守る取組みも継続的に強化を図っていく必要があります。
残り3か月となりましたが、対応を緩めることなく、お客さまの安心と安全の実現のために真摯に取り組んでいく所存です。
引き続きのご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。」
■協会長ステートメント原文:https://www.sonpo.or.jp/news/release/2021/2203_03.html

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