三井住友海上、リモートで行う社内副業「プロジェクトチャレンジ」「Meetup」を開始
三井住友海上は、2022年1月から、社員が所属部署の業務を担いながら、働く場所を問わず、本社部門のプロジェクトにリモートで参画する「プロジェクトチャレンジ」「Meetup」を開始する。本取組みは、組織の枠を越えてイノベーションを創出することを目的に、社員の自律的なキャリア形成機会のひとつとして導入するものである。
同社では、プロジェクトの参加を通じた社員の体験価値向上により、社員一人ひとりの働きがい・やりがいを高め、「多様な社員全員が成長し、活躍する会社」の実現をめざす。
●取組概要
○類型:希望者がエントリーする公募型
○「プロジェクトチャレンジ」概要
・第一線と本社部門の社員が協力し合い、特定の目的のもと成果物を創出する。
・部署や地域を越えて、新たな業務にチャレンジする1~6か月程度のプロジェクト。
○「Meetup」概要
・特定のテーマに関心を持つ社員が、会社の施策や課題についてフランクに意見交換
する。
・部署や地域を越えて、オンライン上で集まる1~2時間程度の交流会。
●導入の背景
同社は「未来にわたって、世界のリスク・課題の解決でリーダーシップを発揮するイノベーション企業」をめざし、イノベーション創出のために「多様性の推進」「人事制度改革」「カルチャー変革」の取組を加速している。こうした中、イノベーションを創出する具体策のひとつとして、組織の枠を越えた知の共有を促す本取組を新たに開始した。
これにより、転居転勤することなく本社業務に携わることができるようになるため、特に地方に在住している社員のキャリアの選択肢を増やすことも可能となる。
3.期待される効果
プロジェクトで得た知見を所属部署の業務にも活かすことで、さらなる「カルチャー変革」「エンゲージメントの向上」「キャリアビジョンの実現」、そして双方での「イノベーション創出」が期待できる。