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SOMPOホールディングス、PCAFに加盟

SOMPOホールディングスは、国際イニシアティブPartnership for Carbon Accounting Financials(以下「PCAF」)および「PCAF保険排出ワーキンググループ」に、国内損害保険グループとして初めて加盟した。
1.PCAFの概要
2015年に設立され、金融機関の投融資および保険引受のポートフォリオを通じたGHG(温室効果ガス)排出量を計測する手法を開発している国際イニシアティブである。2021年12月現在、世界48か国以上の、機関投資家・保険会社・商業銀行・投資銀行等180社以上の金融機関が参加している。
2.「PCAF保険排出ワーキンググループ」について
PCAFと国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)の運営する「Net Zero Insurance Alliance(NZIA)」が、保険引受ポートフォリオを通じたGHG排出量の測定・開示のための国際基準を策定する機関として2021年9月6日に発足させたものである。
3.SOMPOグループの気候変動への取組み
1992年のリオサミットへ参加して以降、NGO/NPOとの協働や1997年の国内金融機関で初めての環境認証システムISO14001取得など、GHG排出量削減を含めた地球環境問題に取り組んできた。
SDGsおよびパリ協定の実現に向けて、2021年度を開始年度とするSOMPOグループの中期経営計画では、気候変動への「適応」「緩和」そして「社会のトランスフォーメーションへの貢献」を「SOMPO気候アクション」として掲げ、自社のGHG削減目標である2050年度ネットゼロ実現に向けて取組みを加速させている。PCAFへの加盟および新たな国際基準づくりへの参画を通じて、金融機能を活かした社会のトランスフォーメーションへの貢献に取り組んでいく。
4.今後について
SOMPOグループでは、「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」という「SOMPOのパーパス」の実現に向け、ステークホルダーとともに、人と自然が調和した包摂的でレジリエントなカーボンニュートラル社会の実現を目指していく。

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