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SBI損保、メディカル・データ・ビジョン、業務提携に関する基本合意書を締結

SBI損保と、国内最大規模の量と質を誇る診療データベースを保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(以下「MDV」)とは、診療データを活用した保険商品の開発に関する基本合意書を締結した。
SBI損保は、2008年の営業開始以来、ダイレクト型損害保険のプライスリーダーとして急成長を続け、2021年12月現在の契約件数は117万件を突破した。昨年コーポレートスローガンを「プライスリーダーからゲームチェンジャーへ」とし、積極的にDX(デジタルトランスフォーメーション)とデータ・ドリブンマーケティングを推進しつつ、「新しい時代に、新しい保険を」という企業理念のもと、最先端の保険商品と最高水準のお客さまサービスを届けている。
MDVは創業当時から、「医療・健康情報の一元化と利活用を促進し、生活者メリットの創出に貢献する」ことを目指して事業を推進している。病院、クリニック、介護施設等をはじめとする、医療・健康情報の一元化を行うことで、患者が自身の診療履歴や健康状態を管理・閲覧できる環境の創出、また、データ分析により更なる医療の質向上に寄与できるものと考えており、病院や健康保険組合等からの膨大な診療データと、医療ビッグデータの利活用に関する豊富な経験と深い知見を有している。
両社は、MDVの診療データを保険商品の開発にも活用することで、今以上の保険商品の質向上、ひいては生活者にとってのメリット創出につながると考え、このたび業務提携することを決定した。この業務提携の理念は、医療機関向けの様々な金融関連サービスの課題に対するソリューションを提供していくというSBIグループ戦略とも合致する。まずは両社で商品開発に向けた共同研究組織を立ち上げ、早期に新たな保険商品のリリースを目指す。
両社は今後も、お互いの強みや経営資源を共有することで両社の更なる発展と顧客便益の向上を目指し、メディカル金融事業の拡大や新サービスの共同開発等を推進していく。

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