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三井住友海上、CO2排出量算出・可視化サービスを保険代理店に提供

三井住友海上は、CO2排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard※1」を、保険代理店組織(MSA※2・アドバンスクラブ※3)に無償で提供し、ビジネスパートナーである保険代理店の脱炭素化経営を支援する。また、グリーン電力証書※4を一括購入し、保険代理店へ割安で提供するなど、サプライチェーンにおけるCO2排出量削減策の導入を検討していく。
※1 ゼロボードが提供するCO2排出量の算出・可視化クラウドサービス。国際的に推奨されている「GHGプロトコル」と呼ばれる基準に基づき算定が可能。
※2 MITSUI SUMITOMO AGENCIESの略称。業界ナンバーワンの組織力を誇る保険代理店組織。
※3 同社がサポートする業界トップレベルの自動車整備業の保険代理店組織。
※4 日本自然エネルギーが発行するCO2排出抑制の環境付加価値を示す証書。◆サービスの概要
(1)CO2排出量の算出・可視化
zeroboardにガソリン・電力使用量や保険契約におけるペーパレス活用状況を入力することで、保険代理店自身のCO2排出量を算出・可視化し、脱炭素経営の意識を高める。また、アドバンスクラブは、自動車リサイクル部品の利用頻度もCO2削減量として可視化する。
(2)無償提供の開始時期
アドバンスクラブは2022年1月より提供を開始する。また、MSAでは2022年度から提供を開始する予定である。

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