SOMPOホールディングス、英国ベンチャーキャピタルIsomer運営の2号ファンドに出資
SOMPOホールディングスは、欧州における先端技術を有するスタートアップの発掘・協業機能の強化を目的とし、英国ベンチャーキャピタルのIsomer Capital LLP(以下「Isomer」)が運営するIsomer Capital II,SCSp(以下「2号ファンド」)へ出資を実施した。
1.背景・目的
SOMPOホールディングスは、2021年度から3年間の中期経営計画における基本戦略の一つである「新たな顧客価値の創造」を具現化するため、新規事業領域の拡大を目指している。
Isomerは英国を拠点とする、2015年に設立したファンド・オブ・ファンズであり、有力ベンチャーファンドへの出資を通じて欧州34か国、900社以上の先進的なスタートアップからなるポートフォリオを構築している。
Isomerの2号ファンドへ出資することで、SOMPOホールディングスは多数の欧州スタートアップへのアクセス・協業が可能となり、SOMPOグループ全体のデジタルトランスフォーメーションおよびデジタル事業におけるイノベーション活動の更なる加速に取り組む。特に、SOMPOグループ内外の多種多様なリアルデータとスタートアップが有する技術を融合し、新規事業・サービスの創出を目指していく。
2.2号ファンドの概要
ファンド名称 Isomer Capital II,SCSp
運営会社 Isomer Capital LLP
ファンド総額 250百万ユーロ(目標額)
投資対象 欧州VCファンド(ファンド・オブ・ファンズ)※成長初期段階(アーリーステージ)のテクノロジー企業に注力する
出資時期 2021年5月
SOMPOホールディングスはIsomerとの協業推進にあたり、欧州に地理的にもビジネス文化的にも近しいSOMPODigital Lab Israel,Ltd.を連携拠点とし、Isomerおよび欧州スタートアップとの効率的な協業を目指す。