東京海上日動、「太陽光 PPA 事業者向けパッケージ保険」の提供開始
東京海上日動は、11月1日から、太陽光 PPA 事業者向けに、発電設備の損壊リスクや管理に起因する賠償責任リスク、需要家(太陽光発電設備を利用する法人)の倒産リスク等を包括的に補償する「太陽光 PPA 事業者向けパッケージ保険」の提供を開始する。
◆「太陽光 PPA 事業者向けパッケージ保険」の概要
本保険では、一定規模以上の太陽光発電設備を保有し事業を行う太陽光 PPA 事業者を対象とし
①太陽光 PPA 事業者が所有する発電設備の自然災害等による設備損壊リスク
②発電設備の管理に起因する第三者賠償リスク
③需要家倒産による損失リスク(電気料金の未払、発電設備の移設・撤去に伴う工事費用)を包括的に補償する。
太陽光 PPA モデルでは、PPA事業者が発電設備設置コストを負担し、需要家との長期間に亘る電力購入契約を通じて、設置コスト等を回収するビジネスモデルであり、契約期間中の不測かつ突発的な事故等により、PPA事業者が当初想定していたコスト回収が困難となるリスクがある。本保険を活用することによって、太陽光PPA モデル導入促進を進めていく。