損保ジャパン、社内副業制度「SOMPOクエスト」とジョブ・チャレンジ制度「リモートチャレンジコース」を新設
損保ジャパンは、今般、「働き方・仕事のやり方改革」の一環として、社内副業制度「SOMPOクエスト」とジョブ・チャレンジ制度「リモートチャレンジコース」を新設し、9月に運用を開始した。
1.背景・目的
損保ジャパンは、2021年度を開始初年度とする3か年の中期経営計画(2021年度~2023年度)において、「社員の幸せや働きがいをベースとして、安心・安全・健康の領域で新たな価値ある商品やサービスを創り出し、社会に貢献していくこと」をミッションとして掲げている。その実現に向け、「働き方・仕事のやり方改革」の取組みを通じて、社員一人ひとりが自身の個性・強み・専門性を最大限に発揮し、活躍できる人事制度の設計・運用に取り組んでいる。
新設した社内副業制度「SOMPOクエスト」とジョブ・チャレンジ制度「リモートチャレンジコース」は、「なりたい自分」を明確に描き、その実現に向けて自ら成長し、自律的なキャリア形成を後押しする制度である。本制度は、より良い会社にするためのアイデアを社員が役員に直接提案する制度「アイデアらぼ」など、社員からの提案を受けて検討し、実現した。
損保ジャパンは、社員の主体的な成長と自律的なキャリア形成の支援を通じて、社員一人ひとりの働きがいのさらなる向上に取り組んでいく。
2.取組みの概要
(1)社内副業制度「SOMPOクエスト」
「SOMPOクエスト」は、所属部署の業務を行いながら、所定の就業時間の2割を上限に他部署の業務に携わることができる制度である。自身の強みを活かしてチャレンジしたい、希望する部署の業務を経験しキャリアビジョンを明確にしたい、などの社員の声を受け実現した。部門を問わず、全国の部署が業務単位で募集し、参加を希望する社員が自ら応募できる仕組みとしている。
社員が自らの強みを発揮する機会を提供することで、強みの再認識や新たな課題の発見による成長を支援していく。また、異動を希望する部署を含めた他部署の業務経験を通じ、今後のキャリアを具体的にイメージする機会を提供することで、「なりたい自分」を主体的にデザインし、明確にしていくことを支援する。
(2)ジョブ・チャレンジ制度「リモートチャレンジコース」
損保ジャパンでは、公募ポストに対して自らの意思で応募し、希望する部署への異動を可能とするジョブ・チャレンジ制度により、毎年多くの社員が「なりたい自分」の実現にチャレンジし、キャリアビジョンを叶えている。一方で、介護や子育てなどで転居を伴う異動が難しく、自身の希望するポストにチャレンジできない社員がいることが課題となっていた。
今回新設する「リモートチャレンジコース」は、フルリモートで業務を行うことを前提とした公募ポストをグループ会社含めた本社部門に設置し、転居を伴う異動が困難な社員が居住地を変更することなく自らの希望するポストにチャレンジできる制度である。
このコースを新設することで、より多くの社員の「なりたい自分」の実現を支援する。
3.今後の展開
損保ジャパンでは今回新設した制度以外にも、「働き方・仕事のやり方改革」を通じて、社員の幸せ・働きがいの向上に取り組み、一人ひとりがモチベーション高く活躍できる、もっと”働きがいを感じる会社”の実現を目指している。
社員の幸せや働きがいをベースにお客さまにとって価値ある商品・サービスを創造し、社会に貢献していくことで、”すべての人々・地域・社会にたくさんの笑顔と活力あふれる確かな明日をお届けする。”というビジョンの実現に取り組んでいく。