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あいおいニッセイ同和損保、地域の観光産業に貢献することを目指し、旅館・ホテル向けの「宿泊予約キャンセル保険」を共同開発

あいおいニッセイ同和損保、株式会社Finatext(以下「Finatext」)、スマートプラス少額短期保険株式会社(以下「スマートプラスSSI」)、株式会社キャディッシュ(以下「キャディッシュ」)の4社は、宿泊の活性化を通じて地域の観光産業に貢献をすることを目指し、旅館・ホテル向けの「宿泊予約キャンセル保険」を共同開発した。
「宿泊予約キャンセル保険」は、スマートプラスSSIが保険商品を提供しFinatextが保険販売システムを提供するソリューション「サービス組み込み用キャンセル保険」(※1)の第1弾として、キャディッシュが提供する宿泊予約システム「予約番」と連携して販売する。
9月30日から、「予約番」を利用する一部の旅館・ホテルでトライアルを開始する。
※1 スマートプラスSSIは、あいおいニッセイ同和損保の保険商品の開発・引受のノウハウを活かして事業運営を行っている。また、「サービス組み込み用キャンセル保険」の保険販売システムは、FinatextのSaaS型保険基幹システム「Inspire」を土台に開発した。
■商品開発の背景
全国の宿泊施設は、コロナ禍の影響で厳しい状況が続いている。宿泊者が予約を思い留まる背景の一つには、新型コロナウイルス感染や外出自粛要請などによりキャンセルリスクがあると考えられ、FinatextとスマートプラスSSIは、そうした事由にも対応できる「キャンセル保険」で宿泊者の不安やリスクを少しでも解消したいと考えていた。また、行動理念として「地域密着」を掲げるあいおいニッセイ同和損保と、全国1,600以上(※2)の宿泊施設に「予約番」を提供するキャディッシュも、苦境に喘ぐ地域の宿泊事業者に対して何らかの支援をしたいと考えていた。4社は「キャンセルリスクに対するお客様の不安を少しでも和らげることで宿泊予約を促進したい」「宿泊事業者への支援を通して地域の観光産業の活性化に貢献したい」という想いで一致し、「宿泊予約キャンセル保険」の共同開発が実現した。
開始するトライアルでは、「予約番」を利用する一部の旅館・ホテルで宿泊予約完了後に「キャンセル保険」を申し込める。当初は予約完了画面に「キャンセル保険」申し込み画面へのリンクを掲載するかたちでの導入となるが、本トライアルで宿泊者・事業者のニーズやシステム面の課題を検証した後、2021年度内を目標に、「予約番」を利用する施設の予約画面上で宿泊予約と合わせて保険を申し込める「サービス組み込み型(embed型)」を導入可能にすることを予定している。
※2 2021年8月末時点で「予約番」を利用している全国の旅館・ホテルが1,611件。
■株式会社キャディッシュからのメッセージ
「昨年の新型コロナウイルスの感染拡大以降、観光業界は、かつてないほどの大きな経済的ダメージを受けています。コロナ禍が完全に収束するまでには、まだまだ時間を要すると考えられる中、少しでも宿泊者に安心して予約をしていただくために、この度、「予約番」経由で、宿泊予約キャンセル保険の申込が可能となるシステムをリリースする運びとなりました。コロナ禍がいち早く収束を迎え、自由に旅行を楽しむことが出来る日が来ることを願うばかりです。」

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