SBI損保、健康口座の取扱開始
SBI損保は、大垣共立銀行および日本メディカルビジネス株式会社と、11月1日から、人生100年時代の健康と医療に安心を届ける「健康口座」の取り扱いを開始する。
「健康口座」とは、
①病気やケガのときに必要なお金をあらかじめ貯めて将来の医療費支払いに備える専用口座「健康口座(普通預金)」
②提携医療機関を受診した際に専用口座からの引き落としで当日の医療費支払いが不要となる「医療費立替払いサービス」
③入院時の自己負担分をカバーできる実損補償タイプの「『健康口座』医療保険」(SBI損保が提供する医療保険)
④そのほか、健康なときや健康に不安を感じたときなどに利用できる付帯サービスがセットになったサービス(※)である。
※①はOKB大垣共立銀行の預金商品である。② ③ ④は株式会社メディカルファイナンステクノロジーズが提供するサービスで、別途利用料などが発生する。
現在の日本の医療保険制度は、誰でも平等に医療を受けることができる「国民皆保険制度」として1961年に完成し、世界的にも高い評価を受けている。一方で、少子高齢化や医療技術の進歩に伴って、より快適に安心して医療を受けられる新たなサービスの登場が求められている。
こうした状況を踏まえ、OKBと日本メディカルビジネスは共同で、現在の医療保険制度を補完するサービスのあり方について検討を重ねた結果、本サービスの取り扱い開始に至った。
今後、将来の医療費支払いに自ら備える専用口座の普及とともに、自治体や医療機関などとの連携を進め、「健康口座」が健康や医療に向き合うための新たなスタンダードとなるよう、普及を図っていく。
2021.09.28