新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

損保協会、「高齢者事故多発地点マップ」を公開

損保協会北海道支部は、北海道内で高齢者が関わる交通事故の割合が高いことを受け、事故防止に向けた啓発活動を実施する。具体的には、過去5年間で高齢者が関わる事故が多発した地点(過去5年間で6件以上の事故が発生している13地点)を整理したマップをWeb上で公開して当地の高齢者の方を中心に事故防止を呼びかける。
北海道警察の統計によると、過去5年間で高齢者の交通事故死者数は常に40%を超えており、2020年は47.2%に達している。また、高齢者の交通事故の特徴としては、買物時や散歩中など比較的自宅から近い場所で発生する事故が7割以上を占めている。
このような状況を踏まえ、どこで高齢者交通事故が多く発生しているのかを確認し、交通事故防止のためのツールの1つとして役立つことを目的として、過去5年間(2016年~2020年)の事故データを基に、北海道内の高齢者交通事故多発地点を示した「高齢者事故多発地点マップ」を作成し、Web上で公開する。

関連記事(保険業界ニュース)

損保協会・団体

損保協会、「ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ」に参画

関連商品