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あいおいニッセイ同和損保、「あいおいニッセイ同和損保×地方公共団体×SmartCityX」プロジェクトを開始

あいおいニッセイ同和損保は、スクラムスタジオ株式会社が主催する「SmartCityX※1」を通じて地方公共団体と連携した取り組みを進めており、2021年度より地方公共団体と実証実験を進めていく。
※1 2020.8.26地方公共団体のDX推進に向けた支援取組の開始
https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/about/news/pdf/2020/news_2020082500727.pdf
1.背景
同社は行動指針に「地方創生」を掲げており、2016年より地方創生プロジェクトを立ち上げ、地域の「まち・ひと・しごと」に係る課題への支援メニューを提供してきた。さらに、地方公共団体のDX推進に向けて、2020年8月よりスクラムスタジオ株式会社が主催する「SmartCityX」へ参画し、パートナー企業、地方公共団体、スタートアップ企業と共に、生活者目線の社会課題解決に資するソリューションの開発・研究を進めてきた。
今般、「SmartCityX」が2021年6月23日に実施する「デモデイ」を皮切りに、スーパーシティ・スマートシティを志向する地方公共団体との取り組みをより一層推進する。
2.「あいおいニッセイ同和損保×地方公共団体×SmartCityX」プロジェクトの概要
同社は「SmartCityX」を通じ、地方公共団体における実証実験やサービス・アプリケーションの社会実装を支援していく。なお、以下3プロジェクトの実証実験は2021年度内に実施を予定している。
(1)東京都渋谷区
取組施策
地域住民の行動変容を促す日常使いできる防災ソリューション
概要
同社が提供するリアルタイム被害予測ウェブサイト「cmap」※2をベースに、地域住民の方々が日常的に利用することができる防災アプリの開発に取り組む。
※2 cmapの概要はあいおいニッセイ同和損保公式ホームページcmap紹介サイトを参照
https://www.aioinissaydowa.co.jp/corporate/service/cmap/
(2)福井県
取組施策
デジタル時代の新しい交通安全対策~テレマティクス技術を活用した新たな交通システム~パートナー福井県警察本部
概要
ドライバーの運転データを取得・分析することにより事故を未然に防ぐなど、福井県の重点課題である地域の交通課題の解決に向けて共同で取り組む。
(3)茨城県鹿嶋市
取組施策
トラストあるデータ流通基盤を軸とした、鹿島アントラーズファン向けに新たな価値の提供とホームタウン地域課題へのチャレンジパートナー株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー、日本ユニシス株式会社、株式会社ジェーシービー、Miles
概要
鹿島アントラーズのホームゲームに来訪するファンは自家用車で来る方が多く、周辺の混雑がファンだけではなく周辺住民の課題になっている。鹿島アントラーズというブランドを友好的に活用しながら、代替交通機関の利用や周辺店舗での消費等、スポーツを通じた鹿嶋地域産業の活性化を図る。
3.今後の展開
同社は、各プロジェクトの実証実験を通じ、地方公共団体DXの効果測定や、地域住民のニーズを深堀しながら社会実装の実現を目指す。今後は連携協定先である328※3のく。
※3 2021年5月末日時点協定数

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