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東京海上日動、東京海上グループのデータ活用を支えるインフラを強化

東京海上日動と東京海上日動システムズ株式会社は、お客様への新たな価値提供の実現を目指し、東京海上グループにおけるデータ活用を支えるデータ分析基盤を新たに構築することとした。
1.背景
東京海上グループは、創業当時より、データに基づきリスクを分析して保険商品を設計することで、データ活用力を高めてきた。1990年代にはリアルタイムなデータ分析を可能とするデータウェアハウスを導入し、2017年度にはクラウド上にセキュアなデータ分析基盤を構築することで、機械学習等を用いた高度なデータ活用を自社システム内で行うことが可能となった。これにより、お客様のデータを適切に守りながら、AI等の最新技術を活用した効率的かつスピード感あるデータ分析を実現してきた。
こうした取組みに加え、東京海上グループは、21年7月より「東京海上ディーアール株式会社(※1)」を核としてデータ活用力をさらに高めていく方針とした。データを活用し、新たな価値提供を実現していくためには、様々なデータをこれまで以上に安全に管理するとともに、お客様向けのサービス・商品の改善に速やかに繋げていくシステム基盤が必要となることから、この度、「協創型次世代データ分析基盤」を新たに構築することとした。
(※1)21年5月20日東京海上ホールディングスニュースリリース
「新たな価値創出に向けた事業の開始~データ中核会社「東京海上ディーアール」始動~」
https://www.tokiomarinehd.com/release_topics/release/l6guv3000000c8e3-att/20210520_Tokio_dR_j.pdf
2.協創型次世代データ分析基盤データ分析基盤について
「協創型次世代データ分析基盤」では以下①から④を実現する。
①クラウドサービスを活用したリスクデータプラットフォームの構築クラウドサービスを活用したリスクデータプラットフォームの構築
②お客様から預かった情報から預かった情報を適切に管理し続けるための継続的改善
③コンテナ技術による最新のデータ分析技術の迅速な活用
④社外の先進的分析技術の活用によるデータ分析の先進的分析技術の活用によるデータ分析力のさらなる高度化

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