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ソニー損保、2021年3月期 決算概要を発表

ソニー損保は、2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の決算概要を発表した。
◆2020年度決算の概況
1.正味収入保険料、経常収益
主に自動車保険と火災保険の契約件数が伸びた結果、正味収入保険料は前年度より8.6%増加し129,645百万円、経常収益は前年度より8.8%増加の132,445百万円となった。
2.経常利益、当期純利益
E.I.損害率は、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛や自動ブレーキなど自動車の安全装置の普及等の影響により自動車事故件数が減少したことなどから、前年度より7.5ポイント低下し54.2%となった。正味事業費率は前年度より0.4ポイント増加し28.0%となった。その結果、E.I.損害率と正味事業費率を合わせた合算率は前年度より7.1ポイント低下し82.2%となった。
3.E.I.損害率※と正味事業費率の合算率
経常利益は、自動車保険の損害率の低下や増収の効果などにより増加し、前年度より82.0%増の14,694百万円となった。当期純利益は、前年度より74.9%増加し10,161百万円となった。
4.単体ソルベンシー・マージン比率
単体ソルベンシー・マージン比率は、2021年3月末現在で2020年3月末より10.6ポイント低下し、861.7%となった。保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を大きく上回る、十分な支払余力を保持している。
※ E.I.損害率(アーンド・インカード損害率)は、損害率を発生ベースで表したものである。
E.I.損害率=(正味支払保険金+支払備金繰入額+損害調査費)÷既経過保険料
https://from.sonysonpo.co.jp/topics/news/2021/05/20210520.html

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