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SOMPOホールディングス、「SOMPOグループ健康宣言」を制定

SOMPOホールディングスは、SOMPOグループ全体の健康に資する活動を行う上での方針として「SOMPOグループ健康宣言※1」を制定した。
※1 SOMPOグループの中核事業会社である損保ジャパン、SOMPOひまわり生命では、既に「健康宣言」等を制定している。
なお、SOMPOひまわり生命は、健康経営推進強化を目的に、10月8日付で「健康経営宣言」を改定する。
1.制定の背景
SOMPOグループの経営理念である「お客さまの視点であるべての価値判断を行い、保険を基盤としてさらに幅広い事業活動を通じ、お客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービスを提供し、社会に貢献」することを実現するためには、その原動力である社員と家族の心と体の「健康」が大切である。グループ人間尊重ポリシーにおいても、社員の健康維持・増進に取り組み、活力ある労働環境を確保することを掲げている。SOMPOグループでは、これらの経営理念・方針に基づき、社員の健康維持・増進を経営の重要なテーマの一つと位置づけ、健康経営(R)※2に取り組んでいる。
この度、SOMPOグループ全体で健康経営の推進をさらに強化すべく、「SOMPOグループ健康宣言」を制定した。健康経営に取り組む3つの意義(①グループ経営理念の体現、②生産性向上、③企業価値の向上)を組み込んだグループ共通の方針を、SOMPOグループ内外に発信することにより、健康経営のさらなる推進を図る。
※2 健康経営(R)は、NPO法人健康経営研究会の登録商標である。
2.SOMPOグループ健康宣言
SOMPOグループは、「お客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービスを提供し、社会に貢献」するために、社員とその家族の心と体の健康を大切にする。
当事者意識を尊重し、社員一人ひとりのミッションや働き方に応じた主体的な健康活動を支援する。
多様な才能や強みを表現できる場を用意し、健康的で能力を発揮しやすい環境により、個人そして組織の生産性向上を図る。
社員の働きがいの向上や新たなイノベーションの創出により、今よりも健康で元気な社会の実現に貢献する。
<概説>
・グループ経営理念を体現するために、SOMPOグループの社員とその家族の心身の健康管理を経営課題として認識する旨を明示した。
・SOMPOグループにおいて健康経営に取り組む3つの意義を組み込み、また、SOMPOグループの「目指す人材集団」における3つのコア・バリュー※3を、健康経営の観点から取り込んでいる。
※3 「目指す人材集団」における3つのコア・バリュー:①ミッション・ドリブン(使命感とやりがいを感じ、高いエンゲージメントの状態で働く)、②プロフェッショナリズム(高い専門性に基づき、自律的に考え、行動する)、③ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の重要性を理解し、それを新たな価値創造に結びつける)
3.今後について
ウィズ・コロナの世界において社会のリモート化が定着するなか、感染予防を目的としたリモートワークから、新しい生活様式下での生産性向上を目的としたリモートワークへのシフトが進んでいいる。このような状況のなか、SOMPOグループは、持続的成長につながる「社員の幸福度・やりがいの向上」および「生産性の向上」を目的とした働き方改革に取り組んでいる。これらの目的達成のため、働き方改革の取組みとも連動させながら、健康経営のさらなる推進を図っていく。
また、今後もSOMPOグループ傘下であるSOMPOヘルスサポート株式会社(以下「SOMPOヘルスサポート」)が提供する「健康経営推進支援サービス」を活用し、健康保険組合とも連携しながら取組みの継続的な効果を社内外に発信していくとともに、効果検証や見直しを通じて、SOMPOグループ各社やお客さまへの健康経営普及拡大を図っていく。

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