損保ジャパン、安全運転支援サービス「スマイリングロード」の「うっかり運転検知機能」が「2020年度グッドデザイン賞」を受賞
損保ジャパン、SOMPOリスクマネジメント株式会社、株式会社ナビタイムジャパン(以下「ナビタイムジャパン」)が共同で提供する安全運転支援サービス「スマイリングロード」の「うっかり運転検知機能」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞した。
1.受賞内容
交通事故の約20%が一時停止不停止などの交通規則違反を伴っており※1、ドライバーが「無意識」に行っている「交通規則違反」を撲滅することが社会的課題となっている。「うっかり運転検知機能」とは、損保ジャパンが提供する安全運転支援サービス「スマイリングロード」の通信機能付きドライブレコーダーと、ナビタイムジャパンの「移動状況推定システム」を活用することで、ドライバーの交通違反の可能性を見える化することができる機能である。
※1 警察庁交通局「平成29年中の交通事故の発生状況」より抜粋
2.評価のポイント
この度、年間101,915件※2発生している交通規則違反事故に対して、ドライブレコーダーの GPSデータと地図データを組み合わせることで、具体的な地点と結びついた指導や意識付けにより事故につながりかねない無意識な交通違反の低減を実現している点が評価され、「2020年度グッドデザイン賞」を受賞した。
※2 警察庁交通局「平成29年中の交通事故の発生状況」より抜粋
<グッドデザイン賞審査員の評価コメント>
「ビッグデータは、ある視点を持って他のデータと掛け合わせたとき、その価値を最大限に発揮するときがある。本サービスは運転中の GPS データと地図データという2つのデータを組み合わせることで、ドライバーの「うっかり運転」、すなわち無意識の交通違反を浮かび上がらせ、ドライバーにフィードバックをすることで事故削減という目に見える効果を上げることを可能にした。分析の精度を保つ核となる正確な道路状況把握のため、技術と人手による絶え間ないデータ更新の仕組みを構築している点も高く評価したい。」
同社は、今後も最先端のテレマティクス技術やビックデータ等を活用することで、「事故のない安心・安全な社会の実現」に貢献していく。