日新火災、新型コロナウイルス等の感染症を補償する商品を発売
日新火災は、「新型コロナウイルス感染症」および「感染症法(*1)における一類・二類・三類感染症」を補償する商品を新たに発売する。
(*1)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
1.発売の背景
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、お客さまから「事業活動において、新型コロナウイルス感染症に備える補償・商品」についての問い合わせを多くもらっていた。
こうした状況を踏まえ、同社は、施設の休業損失や消毒費用等を補償する商品および従業員等に感染者が発生した場合に事業主が負担する諸費用や消毒費用等を補償する商品を発売することとした。
同社は、これらの商品の販売を通じて、新型コロナウイルス感染症の影響を強く受ける個人事業主・中小法人の皆さまの事業継続をサポートし、「事故や災害の際に最もダメージを感じやすいリテールのお客さまをお守りすること」を追求するリテール損害保険会社としての使命を果たしていく。
2.商品の概要
(1)特定感染症等利益補償特約~事業者向け火災保険の新特約~
①対象商品
ビジネスプロパティ(企業財産総合保険)
②補償内容
施設が特定感染症等の原因となる病原体に汚染されたこと(またはその疑いがあること)によって、保健所その他の行政機関から施設の消毒命令等の措置があった場合に、その措置に要する期間の休業損失や感染防止対策費用を補償する。
なお、保健所その他の行政機関からの消毒命令等の措置によらない自主休業は補償対象外である。
(2)特定感染症等事業者費用補償特約~事業者向け賠償責任保険の新特約~
①対象商品
ビジサポ(統合賠償責任保険)
②補償内容
ア.従業員等が特定感染症等に罹患した場合に、事業主が負担する諸費用を補償する。
イ.施設が特定感染症等の原因となる病原体に汚染されたこと(またはその疑いがあること)によって、保健所その他の行政機関から施設の消毒命令等の措置があった場合に、事業主が負担する以下の費用を補償する。
③付帯可能な契約
保険期間の開始日が2020年10月1日以降で、施設業務特約が付帯された契約