MS&ADホールディングス、大学スポーツ協会と連携し国内初の保険制度『スポーツセーフティネット』を導入
MS&ADホールディングスと、一般社団法人大学スポーツ協会(以下UNIVAS)は、連携して、国内初の※競技横断型の保険制度となる『スポーツセーフティネット』を導入する。
本保険制度は、競技大会(UNIVASCUP指定大会)が悪天候等により中止を余儀なくされた場合に、当該中止に伴う損害を補償するもので、「経済支援策」としての役割を担う。
※これまで単独の大会ごとの興行中止保険は存在したが、競技横断的に複数の大会を一括で補償する保険制度は、日本のスポーツ界で初めての試みとなる。
◆安心して競技の取り組める環境を整備するため
大学スポーツの各競技団体の運営は、学生の競技者登録料や大会参加費などを中心に予算化されることも多く、一般的に学生たちの負担割合が大きくなっている。
一方で、昨今頻発する自然災害など、大会の開催には常に「大会中止」の危険性が伴っている。
そこで、UNIVASは昨年8月よりパートナーシップを組むMS&ADホールディングスおよび傘下の三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と連携して、競技横断型としては初となる保険制度を導入。大会の中止に伴う損害を一定割合補償することで、学生たちが安心してスポーツに取り組める環境整備を行っていく。
◆スポーツセーフティネット概要
<事業名称>
『スポーツセーフティネット』制度
<保険契約者>
一般社団法人大学スポーツ協会
<被保険者>
UNIVAS加盟の各競技団体
<引受会社>
三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
<内容>
『UNIVASCUP2020-21』実施予定の大会を補償の対象とし、その対象大会が偶然な事故※によって「中止」となった場合、被保険者(競技団体)が支出する費用損害または喪失利益に対して、UNIVAS経由で保険金を支払う。(各日単位の中止も補償の対象)
※地震、噴火又はこれらによる津波及び、電力会社等が行う計画停電、新型コロナウイルス等の感染症による大会の中止は、補償の対象外となる。