損保協会、協会長ステートメントを発表
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損保協会は、広瀬伸一氏が協会会長就任にあたり、以下のとおり所信を述べた。
1.はじめに
「新型コロナウイルス感染症は、今なお、世界中で猛威を振るい続けております。新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々へ謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご遺族ならびに罹患された方々やそのご家族に心からお見舞い申し上げます。また、命の危険と隣り合わせで懸命に働く医療従事者の皆さまや、様々な分野で社会インフラを支えておられる皆さまに、損害保険業界を代表して心から感謝と敬意を表します。
我が国においては、緊急事態宣言は解除されたものの、未だに予断を許さない状況が続いております。今後は、第2波・第3波にも備えながら、国民の生命と健康を第一に、段階的かつ着実に経済活動の再開を進めていくことが重要であると考えております。
損害保険業界は、感染症の影響が残る環境下においても、国民の皆さまが、より安心・安全で健康な生活を送ることができるよう、感染拡大防止に努めながら、しっかりと使命を果たしてまいる所存です。」
(以下、項目のみ抜粋)
2.新型コロナウイルス感染症への対応ならびに環境認識
3.取組み方針
4.具体的な取組み
(1)自然災害への対応力強化
(2)金融・損害保険リテラシーの向上
(3)業務の共通化・標準化の推進
(4)各種課題への取組み
5.おわりに
「損害保険業界は、100年を超える長い歴史の中で、度重なる大規模自然災害の発生や様々な社会の環境変化に対応し、数多くの難局を乗り越えてまいりました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、先行きの見通せない状況が続いておりますが、一方で、働き方の変革や日本社会のデジタル化の流れを加速させる側面もあると認識しております。
新型コロナウイルス感染症への対応を機に、これまでの業界慣行を見直し、変革に向かう機会と捉え、課題の解決に向けて前向きに取組みを進めてまいります。こうした課題や環境変化に着実に対応していくことで、引き続き国民の皆さまの安心・安全を支え続ける社会インフラとしての役割を果たし、ご期待にお応えできるよう力を尽くしてまいる所存です。
皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます」
●協会長ステートメント全文:https://www.sonpo.or.jp/news/release/2020/2006_04.html