共栄火災、2019年度決算(案)を公表
共栄火災は、2019年度決算(案)を公表した。ポイントは次のとおり。
●正味収入保険料は、火災保険を中心とした元受正味保険料の増収により対前年同期比48億円増収の1,666億円となった。一方、正味支払保険金(含む損害調査費)は、自然災害の支払の減少等により、対前年同期比92億円減少の1,014億円となった。
この結果、正味収入保険料から正味支払保険金、正味事業費を除いた収支残は、対前年同期比119億円増加の29億円となった。
保険引受損益は、支払再保険料の増加(値上げの影響や自然災害の再保険回収に伴う追加の再保険料等)の影響等により、5億円の赤字となった。
資産運用損益は、有価証券売却損益の減少や有価証券評価損の増加等から、対前年同期比で97億円減少の51億円となった。
以上の結果、最終の当期純損益は、対前年同期比で△3億円減益の21億59百万円となった。