新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

ソニー損保、2020年3月期決算概要を発表

ソニー損保は、2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の決算概要を発表した。
主な業績の状況は以下のとおりである。
◆正味収入保険料、経常収益
主力商品である自動車保険で保有契約件数が伸びた結果、正味収入保険料は前年度より5.5%増加し119,352百万円、経常収益は前年度より5.8%増加の121,728百万円となった。
◆経常利益、当期純利益
経常利益は、前年度に一部の商品で積み増した責任準備金の一部を取崩したことや、新たに異常危険準備金の取崩しが発生したことなどにより増加し、前年度比17.0%増の8,072百万円となった。当期純利益は、前年度より16.2%増加し5,808百万円となった。
◆E.I.損害率と正味事業費率の合算率
E.I.損害率は前年度より0.4ポイント上昇し61.7%となり、正味事業費率は前年度より0.2ポイント低下し27.6%となった。その結果、E.I.損害率と正味事業費率を合わせた合算率は前年度より0.2ポイント上昇し89.3%となった。
◆単体ソルベンシー・マージン比率
単体ソルベンシー・マージン比率は、2020年3月末現在で2019年3月末より59.3ポイント上昇し、872.3%となった。保険金の支払能力に問題がないとされる基準である200%を大きく上回る、十分な支払余力を保持している。
■決算詳細:https://from.sonysonpo.co.jp/company/news/docs/2020/20200519.pdf

関連記事(保険業界ニュース)

損保

ソニー損保、「お客さま本位の業務運営方針」に基づく2023年度の取組状況を公表

損保

ソニー損保、新ネット火災保険、「丁目単位」の水災リスク細分による合理的な保険料実現と、契約手続時の建物登記情報入力の自動化による利便性向上の取組みを実施

損保協会・団体

損保協会、令和5年度損保決算概況を公表

損保

アニコム損保、ソニー損保、ペット保険商品の共同開発に向け業務提携契約を締結

生保

FWD生命、2023年度決算を発表

損保

トーア再保険、2024年3月期決算を発表

損保

SBI損保、2024年3月期の主要業績を発表

生保

カーディフ生命、チューリッヒ生命、2023年度決算を発表

生保

生保各社、2023年度決算を発表

損保

共栄火災、2024年3月期決算を発表

関連商品