MS&ADホールディングス、関連会社に係るのれんの一時償却を発表
MS&ADホールディングスは、2020年3月期の連結決算において、持分法適用関連会社であるChallengerLimited(オーストラリア証券取引所上場)に係るのれんの一時償却366億円を持分法による投資損失として計上する。
同社の株式の時価が著しく下落したことにより、個別決算において同社株式の減損処理を行い、関係会社株式評価損を688億円計上することに伴い、連結決算においてのれんの一時償却が必要となるものである。個別決算の関係会社株式評価損は連結決算では消去される。
なお、株主還元の原資となるグループ修正利益への影響はない。
2020年3月期(通期)の連結業績については現在精査中であり、2020年5月20日に公表する予定である。
(参考)
2020年3月期の連結決算におけるその他有価証券に区分される国内上場株式の評価損の金額は318億円となる見込みである。