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共栄火災、4月施行の自転車保険加入義務化を前に都民アンケートを実施~4月施行の自転車保険加入義務化を前に都民アンケートを実施~

共栄火災は、今年の4月から、東京都が「東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を施行し、自転車保険への加入が義務化されることに合わせ、東京都にお住まいの20歳以上の方、1,110名を対象に「自転車保険加入義務化条例についての認知度に関する調査」を実施した。本調査では、自動車の運転免許をお持ちの方(以降、免許保有者)、お持ちでない方(以降、非保有者)双方の立場からお聞きし、比較することで、自転車事故を未然に防ぐ考察の一助になればとの目的で実施したものである。
昨今の高齢者による自動車事故やあおり運転等を反映してか、免許保有者のほうが都条例の認知や自転車保険への関心の高さがみられ、事故防止に向けた自転車の「免許制」「車検制度」導入の必要性も強く感じている傾向が本調査で浮かび上がってきた。とくに20代~30代の若年層にその傾向が顕著にみられる。
●調査結果サマリー
20代~30代の免許保有者が都条例や自転車保険に高い関心を示す免許保有者は6割(59.5%)が条例施行を知っており、自転車保険も6割以上(すでに加入36.6%、義務化後に加入27.0%)が加入意思を示している。
とくに、20代の免許保有者は8割(80.2%)が、30代の免許保有者は6割(61.3%)が条例施行を知っており、自転車保険も20代の免許保有者は6割近い方(57.7%)が「すでに加入」している実態が明らかになった。これに対して、20代の非保有者で自転車保険に加入している方は12.6%に止まり、実に40ポイント以上の差があることが分かった。
他方、非保有者の条例認知度は4割弱(38.6%)で、自転車保険への加入も4割程度(すでに加入24.0%、義務化後に加入19.5%)と、免許保有者に比べて低い水準となっている。
自転車運転の「危ない」ワースト5は…免許保有者、非保有者を問わず、「急な飛び出し」(全体70.0%)、「スマートフォン・携帯電話のながら運転」(同61.2%)、「傘を差しながらの運転」(同52.9%)、「信号無視」(同50.1%)、「ヘッドフォン・イヤフォンのながら運転」(同46.7%)、「夜間の無灯火運転」(同46.7%)が危険を感じる上位となった。
・自転車の「免許制」も20代~30代の免許保有者は賛成
自転車事故の防止策トップ3は、「違反の取締まりの徹底」(全体53.6%)、「学校での交通教育の徹底」(同47.8%)、「交通標識・自転車専用レーンや道路の整備」(同43.2%)となった。この結果を受けて、自転車の「免許制」について伺ったところ、免許保有者では、2人に1人が「必要だ」(53.5%)と思っており、その半数に近い方(45.5%)が「小学校低学年」から導入すべきと答えている。
免許制の導入については、都条例の認知や自転車保険への関心と同様に、20代の免許保有者の7割強(73.9%)が、30代の免許保有者では6割弱(58.6%)が「必要」と答え、非保有者の20代(43.2%)、30代(38.7%)と比べると、それぞれ30ポイント、20ポイントほどの意識差が出ている。
・定期的な検査や車両管理を義務付ける「車検制度」の導入も20代~30代の免許保有者は「必要」と意思表示
免許保有者、非保有者を問わず、自転車の「車検制度」は「必要だ」(全体42.9%)が「必要ない」(同39.2%)を上回っている。とくに、免許保有者は「必要だ」(47.0%)が「必要ない」(40.2%)を7ポイントほど上回り、自転車にも車検の必要性を強く感じているようである。免許保有者、非保有者別にみると、20代の免許保有者の7割強(73.0%)が、30代の免許保有者では6割弱(56.8%)が導入を強く必要としており、非保有者と比べると、20代(43.2%)で30ポイント、30代(36.0%)で20ポイントほどの意識差がみえてきた。

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