東京海上日動、大塚ウエルネスベンディングと「災害発生時の被災者救援連携に関する協定」を締結
東京海上日動は、大塚ホールディングス株式会社(以下「大塚HD」)の子会社である大塚ウエルネスベンディング株式会社(以下「大塚WV」)と災害発生時の被災者救援に関する業務提携について、協定を締結した。
被災者にとって重要な水分補給と栄養補給を同時に満たすことの出来る自動販売機(ライフラインベンダー)を有する大塚WVと、地域社会に対して損害保険商品や防災・減災等のサービスを通じて安心・安全を提供する東京海上日動が本協定を締結することで、災害発生時における地域社会への新たな付加価値提供を実施していく。
ライフラインベンダーは、災害等の緊急時に商品が取り出せ、商品を無償で提供する自動販売機(以下「自販機」)である。大塚製薬が開発し、1999年より災害時の救援活動に役立つ自販機として展開してきた。平常時は飲料や食品の自販機として稼働しているため常に新しい商品が補充されており、備蓄庫としての役割も果たす。
また、大塚WVの展開する自販機には、「ポカリスエット」のほか、バランス栄養食「カロリーメイト」も搭載しており、飲料だけでなく、栄養に配慮した食品も提供することができる。
東京海上日動は、全国の代理店と一体となり、これまでも損害保険商品の提供に加え、地方自治体等とも連携した企業の事業継続計画(BCP)策定支援、防災・減災に関わる各種リスクコンサルティング、大学や研究機関との連携、小学生等を対象とした社員ボランティアによる出前授業による防災意識の向上などに取組んできた。今後も、損害保険会社としての知見・ノウハウ・データ等を活かして、災害発生時のみならず、自然災害に強い国づくりに貢献していきたいと考えている。
大塚WVと東京海上日動は、本連携を機に、災害に関わる様々な場面において、それぞれの特性を活かした協働の取り組みを行っていく。具体的には、2月から、東京海上日動の代理店を通じてライフラインベンダーの展開を図り、安心・安全な国づくりに貢献していく。