三井住友海上、事故対応における翻訳サービスの提供を開始
三井住友海上は、2020年1月2日から、事故対応における翻訳サービスの提供を開始した。
本サービスは、事故に遭われた外国語を話されるお客さま等を対象に、同社担当者とのメールや手紙のやり取りを翻訳するサービスである。お客さまと担当者間でより一層迅速かつ円滑なコミュニケーションが図れるほか、全12ヵ国語に対応しているため、より幅広いお客さまに寄り添った事故対応が可能となる。
三井住友海上は、今後もお客さまに信頼され選ばれ続ける保険会社を目指し、お客さまサービスのさらなる向上に努めていく。
1.翻訳サービスの概要
本サービスは、提携会社を通じて、外国語を話されるお客さま・事故の相手方等と同社担当者間でのメールや手紙の内容を翻訳し、迅速かつ円滑なやりとりを可能にする。
なお、本サービスは、全12ヵ国語に対応している。
◆対応言語
英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、タガログ語、ネパール語、ベトナム語、インドネシア語、ロシア語、ヒンディー語(計12ヵ国語)
◆開始日 2020年1月2日
◆対象種目 自動車、火災、傷害、新種
◆対応拠点 全国の事故対応センター
◆対応時間 平日9時~18時
◆提携会社 株式会社翻訳センター(代表取締役社長二宮俊一郎大阪市中央区久太郎町4丁目1番3号)
2.サービス導入の背景
訪日外国人旅行者数は、政府が2020年に4,000万人の目標を掲げるなど、今後もさらなる増加が見込まれており、これに伴い、事故に遭遇するケースも増えている。
同社は、2016年11月から、事故対応に三者間通話(電話通訳)サービスを開始している。一方、帰国後も連絡が必要なものの時差等で電話連絡が困難なケースや、在留外国人のお客さまで日中の電話連絡や面談が難しいケース等の増加により、メールや手紙での事故対応ニーズが高まっている。
こうした社会環境の変化を踏まえ、同社は、本サービスを新たに開始することとした。
なお、2020年1月1日より、三者間通話(電話通訳)サービスにおいて、サービス内容を拡充した。