損保ジャパン日本興亜、令和元年（第4回）「ひょうご女性の活躍企業表彰」受賞決定

損保ジャパン日本興亜神戸支店は、令和元年（第4回）「ひょうご女性の活躍企業表彰」を受賞した。
1．令和元年（第4回）「ひょうご女性の活躍企業表彰」について
「ひょうご女性の活躍推進会議※1」は、女性の育成・登用や職場環境の改善等、女性の活躍に積極的に取り組んでいる企業等を表彰している。表彰事業所の取組みをたたえ、また、広く周知することにより、兵庫県内における女性の活躍を一層推進していくことを目指している。
※1「ひょうご女性の活躍推進会議」は、兵庫県において「女性の活躍」を一層促進していくため、平成27年7月に発足した、さまざまな分野で活躍する女性や経済・労働団体等で構成する組織である。社会全体の気運情勢とともに、職場等における意識改革や女性登用の促進を図るためのさまざまな活動を展開している。
2．令和元年（第4回）「ひょうご女性の活躍企業表彰」受賞理由
損保ジャパン日本興亜は、ダイバーシティをグループの成長に欠かせない重要な経営戦略と位置付け、なかでも社員の半数以上を占める女性の活躍を支える環境づくりに積極的に取り組んでいる。今回は、女性活躍や登用に関する各種の取組みが評価を受けた。
具体的な取組みは以下のとおりである。
（1）変化の時代に力を発揮できる働き方の実現
社員一人ひとりが時間当たりの生産性を高めると共に、多様な人材が時間を最大限に有効活用しそれぞれの持つ能力を最大限に発揮できるよう、より働きやすい環境を整備している。
①テレワーク・シフト勤務の活用
テレワーク、シフト勤務の活用を推進し、神戸支店では、テレワークを毎月30～40名程度が活用している。
②連続休暇の取得推進
ON・OFFの切り替えによるメリハリのある働き方を推進している。
③TV会議システムの活用
会議や研修でTV会議システムを活用し、移動時間削減による大幅な時短と業務効率化を実現している。
（2）女性管理職比率の向上
①女性管理職の活躍推進
今年度、淡路支社で神戸支店初の女性支社長が誕生した。また、支店統括部門にも女性が登用され、支店を挙げて女性活躍分野の拡大を目指している。
②キャリアアップ支援
女性管理職がメンターとなり、女性社員のキャリア形成を支援している。また、キャリアアップ研修(上位等級へのキャリアアップに向けた育成プログラム)、女性リーダー塾などを展開している。
③女性フロント営業担当化推進
従来の担当任務配分を見直し担当業務拡大に向けた人材の育成・支援を実施している。
（3）長く活躍できる環境の構築
①イクボス※2の推進
マネジメント層の理解を促進するために、セミナー等開催しイクボスの浸透を図っている。
※2イクボスとは、ともに働く部下のワークライフバランスを考えその人のキャリアと人生を応援しながら組織の業績を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司をいう。
②男性の育児休暇取得推進（イクメンの増強）
育児休暇制度へのさらなる理解促進、男性社員の意識改革を図り、男性の育児休暇取得を推進している。
③育児休業復帰向けセミナー実施
育児休業復帰後の働き方をイメージするために、また、心構えを持つために上司とともに参加するセミナーを展開している。
④支店長による全員面談
神戸支店長が支店職員全員と面談し、社員自身のキャリアプランや職務遂行上の相談などヒアリングし、モチベーションアップにつなげている。
3．今後について
損保ジャパン日本興亜は、ダイバーシティをグループの成長に欠かせない重要な経営戦略の一つと位置づけ、「DiversityforGrowth」を旗印に、多様な人材が強みを発揮しながら活躍するための制度づくり、風土づくりに力を入れており、女性活躍推進もその中の一環として重点的に取り組んできた。
引き続きダイバーシティの推進に積極的に取り組むことで、一人ひとりが創造性を発揮し、新たな価値を生み出す組織づくりの実現に積極的にチャレンジする。