損保ジャパン日本興亜、LGBT取組評価「PRIDE指標」で最高評価受賞~LGBTの社員が働きやすい環境構築に向けた取組みについて
損保ジャパン日本興亜は、このほど、性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体 work with Pride(以下、「wwP」)から、企業の性的マイノリティ(以下、「LGBT」)に関する取組みにおいて、評価指標「ゴールド」を受賞した。社員が働きやすい環境構築に向けた取組み内容とあわせて発表した。
●「PRIDE指標」で「ゴールド」評価を受賞
2016年に任意団体wwPが策定した、LGBTに関する取組みの評価指標「PRIDE指標」において、「ゴールド」を受賞した。この評価は、1. Policy (行動宣言)、2.Representation (当事者コミュニティ)、3. Inspiration (啓発活動)、4. Development (人事制度・プログラム)、5.Engagement (社会貢献・渉外活動) の5つの評価指標で採点するもの。損保ジャパン日本興亜は、5項目すべてを満たし最高評価を受賞した。
●LGBTの社員が働きやすい環境構築に向けた取組み
同社では、本社ビル・研修施設に「ジェンダーフリートイレ」、本社診療所に「誰でも更衣室」を設置するなど環境を整備している。また、LGBTに対する理解を深めるために、教材・ワークブックの全職場への提供や、全社員受講必須としたeラーニングの実施など社員の教育も行っている。加えて、今年度から「LGBT-ALLYコミュニティ」を設立し、メンバーは意見交換や情報共有、誰もが働きやすく働きがいのある環境・風土を構築するために必要だと考える施策を自ら具現化することを目的としたプロジェクト活動を行っている。有志を募って日本最大級のLGBTのイベント「東京レインボープライド2019」のパレードに参加するなど、社員の意識啓発やネットワーク構築にも取り組んでいる。
●今後について
ダイバーシティをグループの成長に欠かせない重要な経営戦略の一つとして位置づけ、「Diversity for Growth」を旗印に、引き続き、多様な人材が強みを発揮しながら活躍するための制度づくり、風土づくりに力を入れていく。