イーデザイン損保、「自動車保険1クリック概算保険料見積もり」が2019年度グッドデザイン賞を受賞
イーデザイン損保の「自動車保険1クリック概算保険料見積もり」が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「GOOD DESIGN AWARD2019」において、2019年度グッドデザイン賞を受賞した。ネット自動車保険では初めての受賞となる。
これまで、正確な保険料(掛け金)の見積もりには約30クリックを要していたが、ユーザー調査によって「まずは概算を知りたい」という多くのお客さまの声があり、すべての質問に回答しないと保険料見積もりができないという保険の常識を見直し、「自動車保険1クリック概算保険料見積もり」を開発した。
直感的に回答できる項目に絞り込むことで、手元に保険証券や車検証がなくても、時間・場所を問わずに、1クリックで概算見積もりができる新しい顧客体験を創出した。また、概算保険料の算出にあたっては、ネット自動車保険のお客さまの利用車種や契約を分析し、本見積もりの際に大幅な乖離が生じないよう、工夫を行った。
同社は、今後もネット自動車保険をデザインしなおすことを標榜し、本邦における金融・保険の顧客体験を創造することで、新たな文化を生み出し、真のFintechを追求していく。
【グッドデザイン賞審査委員の評価コメント】
「詳細な情報入力や登録をせずこれまでの数十分の1の手間で大まかな金額が表示され、見積もり数だけでなく契約率を大幅に伸ばした実績はユーザーの課題を解決したことを示している。またその実現のために業界の常識を見直した取り組みとしても評価された。一方で見積もり額のズレもユーザーの許容範囲に抑えられており総合的な企業努力が感じられる。」