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東京海上日動、ドレミングと業務提携~給与即時払いのインフラを活用した迅速かつ効率的な保険加入を実現

東京海上日動はこのほど、ドレミング株式会社(本社:福岡県福岡市、熊木陽二代表取締役 CEO、以下「ドレミング」)と、中小企業の福利厚生制度の拡充につながる新たなサービスの開発・提供に向け、業務提携契約を締結した。
1.業務提携の背景
中小企業の経営課題として「人手不足」「生産性向上」を挙げる企業数の割合がここ数年で増加の一途をたどっている(※1)。また、少子高齢化が進み、働き方が多様化していくうえで、今後もその傾向は強くなっていくと考えられているのが現状である。
こうした中、ドレミングが提供する勤怠連動型給与自動計算システム「Doreming」は、勤怠管理から給与計算、モバイルによるリアルタイム給与決済までワンストップでサービスを提供する新たなプラットフォームであり、中小企業の「生産性向上」「福利厚生の充実」に寄与している。今般、ドレミングと東京海上日動は、このプラットフォーム上で保険加入の仕組みを構築し、中小企業の福利厚生をより充実させ、「皆が長く安心して働ける社会の実現」を目指していくことで合意した。
(※1)中小企業庁「2018 年度版 中小企業白書」より抜粋
2.提携の内容
今回の業務提携契約を通じ、ドレミングが持つデータを活用し、「Doreming」のアプリ上で簡易に保険加入できるビジネスモデルを共同開発する。
第一弾として、「Doreming」の利用企業に対して、ケガや病気で従業員が就業不能となった際に補償を受けられる「所得補償保険」、および緊急医療相談などを電話で受けられる「メディカルアシストサービス」を簡単に利用することが出来る仕組みの構築を検討する。これは、ドレミングが保有する企業情報、従業員情報と連携することで保険加入時の手間を削減し、「Doreming」のユーザー企業、および当該従業員が、東京海上日動の所得補償保険にアプリ上でシームレスに保険加入できる仕組みである。また、実際に保険事故が発生した場合には、ドレミングが持つ勤怠データと連携することで保険金支払い事務の効率化を実現する。
3.今後について
東京海上日動とドレミングは、本サービスを拡充させていくことで中小企業の従業員に対する付加価値を向上させ、従業員に万が一のことがあった際の補償やサービスをシームレスに提供していくことで、「皆が長く安心して働ける社会の実現」を目指す。今後は上記の第一弾サービスに加え、両社の保有するデータを掛け合わせることで、従業員がより安心して働くことが出来るような新たな商品やサービスを開発していきたいとしている。
■ドレミングの概要
商号:ドレミング株式会社(http://www.doreming.com/ja/)
所在地:福岡市中央区天神 1-15-35 レンゴー福岡天神ビル 6F
代表者:代表取締役 CEO 熊木陽二
事業概要:ドレミングプロジェクトのシステム開発と事業展開

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