新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

MS&ADホールディングス、三井住友海上、インド・マックス生命とMFS社における株式の交換および一部を売却

三井住友海上は、8月6日にインドの持分法適用会社であるMaxLifeInsuranceCompanyLimited(以下「マックス生命」)に対して保有する株式25.22%のうち19.98%をマックス生命の親会社であるMaxFinancialServicesLimited(以下「MFS社」)の新株21.43%と交換し、残りの5.24%をMFS社に売却することに、MFS社との間で基本合意した。なお、本取引は、関連当局等の必要な認可取得後に実施する。
同社は、MFS社を持分法適用会社にするとともに、同社へ取締役を派遣し、引き続き、マックス生命の経営に関与していく。
三井住友海上は、今後もアジア地域の事業基盤を強化し、海外事業の持続的な発展を目指す。
1.背景と目的
同社は、2012年6月、インド生命保険市場の拡大を目的としてマックス生命に出資し、同社は順調に業績を拡大してきた。一方、マックス生命は非上場会社であるため、同社の持株会社で上場企業であるMFS社への出資に切り替えることとしたものである。同社は、マックス生命とともにMFS社の取締役会、委員会への出席を通じて両社の事業拡大を図るとともに、インドにおける保険の普及と経済発展に寄与していく。
2.マックス生命およびMFS社の概要
【マックス生命の概要】
設 立     2000年本社所在地インド共和国・グルグラム
代表者     PrashantTripathy
主な事業内容  生命保険事業
直近業績(2019年3月期)
・総資産    6,359億ルピー(約9,984億円)
・純資産    276億ルピー(約433億円)
・グロス保険料 1,458億ルピー(約2,289億円)
・当期純利益  56億ルピー(約88億円)
※1ルピー=1.57円による換算値
【MFS社の概要】
設 立     1982年本社所在地インド共和国・ニューデリー
代表者     MohitTalwar
主な事業内容  マックス生命を傘下に収める保険持株会社
直近業績(2019年3月期)
・総資産    6,721億ルピー(約10,552億円)
・純資産    283億ルピー(約444億円)
・総収入    1,950億ルピー(約3,061億円)
・当期純利益  42億ルピー(約66億円)
※1ルピー=1.57円による換算値

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、株式会社商船三井向けトランジション・リンク・ローンへ参加

損保

三井住友海上、都市型水害の被害軽減に向けて「内水氾濫予測システム」を構築

損保

三井住友海上、「かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン2024」で道下美里選手が優勝

損保

三井住友海上、三井住友海上文化財団による2024年度「コンサート開催地」および「助成先」決定

損保

三井住友海上、大地震発生時に自治体向けサービスの無償提供を開始

生保

エヌエヌ生命、「マルチステークホルダー方針」を公表

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、ライドシェア事業向けの自動車保険を販売開始

生保

プルデンシャル生命、グリーンボンド「日本郵船株式会社第48回無担保社債」に投資

損保

三井住友海上、「上司が挑戦していないとモチベが下がる」若手が約6割、社会人800名を対象に【挑戦に関する意識調査】を実施

生保

かんぽ生命、国内公募劣後特約付無担保社債の発行に係る条件決定

関連商品